パラード・エレキテル

というか、Sketch Showのライブを聴きに恵比寿ガーデンホールに行ってまいりました。本日のラインアップは「SKETCH SHOW(YUKIHIRO TAKAHASHI+HARUOMI HOSONO)/with KEIGO OYAMADA,RYOICHI KUROKAWA(V.J.)/Yoshihiro HANNO/AOKI Takamasa」。最初にAOKI Takamasaが1時間ほどやって、そのあとに半野さんがまた1時間、そして最後にSketch Showってな具合。

http://www.red-hot.ne.jp/schedule/data.php?id=04121802

うううんんん。AOKI Takamasa、前回Sonar Sound Tokyoの時は結構イケイケの感じでよかったんだけど、今回はまったくだめ。和声的な響きも、オーケストレーション的音色配分もまったくだめだったと思う。リズムのプログラミングの複雑さに比べて上ものの単調さが目立ってしまってなぁ。うううん。半野さんの方は、さすが音色的な面は単調ではないけど、こちらはこちらでエレクトロニクスな音とジャズ・生楽器な音が水と油のように分離してしまって一体感が感じられない。トイレ行きたかったしつまらなかったんで途中でradiqのセットになったところで出てしまった。うううんん。

それにくらべ、Sketch Showの演奏はすばらしかった。今回は、お二人+小山田圭吾+権藤さんというかたちで、打ち込みものというよりはバンドっぽかった。何年か前に渋谷のAXでやった時と雰囲気が似ている。音もかっちりしているし、演奏もうまい。途中、小山田圭吾がギターのプラグを持ってテーブルやいすにショートさせてノイズ音を出しているのが面白かった。ああ、そういう手もあるんだなぁ、と感心してしまう。

でも、最後にアンコールでMarsのAOKI Takamasaリミックスを生でやるってのでまた幻滅。あれはアンコールでやるべきではなかったね。大失敗。イベントとしては50点。Sonar Sound Tokyoの時のような勢いを出してくれ、、AOKI Takamasa。

twitter

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261
Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。