2007年9月アーカイブ

Ardour 2.1リリース

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http://ardour.org/node/1267

LinuxとMac OS Xで利用できるopensourceなDAWソフト、Ardourのバージョン2.1がリリースされた。今までのArdourはOS Xで利用する時はX11を必要としていたが、2.1からはX11を必要としない、Mac OS XネイティブなGUIで動くようになったらしい。

機能的にはとてもopensourceとは思えないくらい充実しているArdour。どうしてもX11とJackを必要とするということで若干利用するのにハードルが高かったのが、X11を必要としなくなって、少しハードルが下がったか。理想をいえばJackじゃなくてCoreAudioにネイティブ対応して欲しいところだけど、これはまだ先かな。

残念ながらまだソースコードでしかリリースされていない、Ardour 2.1だけど、数日中にdmg形式でバイナリ配布が開始されるとのこと。先ほど気合を入れてソースコードから組み立てようとしたんだけど、けっこういろんなライブラリが必要であきらめた(^^;)。バイナリーが出てくるのを待つとするか。

iPhone 8GB

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http://www.apple.com/iphone/

立て続けにiPod関連ネタになってしまいますが、iPod classicを購入したあとにiPhoneを入手しました。もちろん日本で売っているはずがないのでNYからとあるお方に送っていただいたのです:)。LIFE@ICCの打ち上げの際にすでに「NYから送らせるから」と聞いてはいたのですが、かなり早く届いてうれしい限り:)。

で、日本では当然AT&TのGSMの電波なんて届いていないわけで、hackしないとアクティベートできないわけです。ICCの後処理やたまっていた仕事をこなすのでいっぱいいっぱいでhack情報を下調べできてなかったんで、siteなかたから教えてもらった情報を元に進めてみる。

まずはアクティベーション。

http://code.google.com/p/independence/

からindependenceをダウンロードし、

http://content.info.apple.com/iPhone/061-3823.20070821.vormd/iPhone1,1_1.0.2_1C28_Restore.ipsw

から1.0.2のfirmwareをダウンロード。

続いて、ダウンロードしたfirmwareのispwという拡張子をzipに書き直して解凍しておく。

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まずは、iPhoneをそのままMacに接続すると、勝手にiTunesが立ち上がってiPhoneのアクティベーション作業を進める画面が表示される。表示されたらiTunesを終了。

iTunes終了後に、アクティビティモニタを開いて、iTunes Helperというプロセスを強制終了。

INdependenceを起動すると、Activationというボタンが表示されるのでクリック。すると、firmwareの場所をきかれるので、先ほど拡張子を変えて解凍したfirmwareのフォルダを選択。これだけでOK。しばらく放っておくとアクティベーションが完了する。これだけ。うううむ、簡単。

ついでなんで、JailbrakeのタブをクリックしてiPhoneを読み書き可能な状態に持っていっておく。そして、SSHのタブを選択して必ずChange Passwordをクリックしてrootとmobileのパスワードを変更しておく必要がある。これは、この二つのアカウントのパスワードが世界中にばれているためで、変えない場合へたをするとWi-Fi経由でrootアカウントでiPhoneを乗っ取られる可能性もありそう。このあたり、OSXが動いているんだなぁ、と実感できる部分。

続いて、いろんな勝手アプリを簡単にインストールできるInstaller.appを入れておく。

http://iphone.nullriver.com/beta/

ダウンロード、解凍してできあがったAppTapp Installerを起動するとiTunesを終了しておくようにいわれるのでその通りにしておく。あとは指示通りに進めていくだけ。

iPhoneのメニュー画面を見ると、Installerというアイコンが追加されている。あとは、このアイコンをtapして起動し、好きなアプリケーションをインストールしていくのみ。ちなみに僕は以下のものをインストール。

Community Sources
Perl
PHP
NES
VoiceNotes
Apache
DNS Tools
ncftp
Stumbler
VNsea
MobileFinder
MobilePreview
MobileTextEdit
MobileToDoList
BSD Subsystem
MobileTerminal
OpenSSH
SummerBoard
Term-vt100
iLight
Customize
Sensors
Widgets

Term-vt100かMobileTerminalでifconfigでiPhoneに割り当てられたIPを確認したあとに、sshで入ると、先ほど変更したrootのパスワードで見事に入れる。あと、apachectl startとかすると、しっかりapacheの初期画面が表示される:)。楽しい:)。

iphonessh.jpg
iphoneapache.jpg

先ほどのINdependenceでiPhoneをアクティベートすると、YouTubeもちゃんとみれるようになる。無線LANにつながっていれば、かなり快適にYouTubeのムービーを楽しむことができる。問題は、検索の時に日本語入力ができない、といったあたりか。このあたりはiPod touchの方が良さそうだなぁ。

さらに、肝心のiPodな部分を試すために、ライブラリからmp3などを転送。自動同期にしておくと、容量いっぱいにアルバム単位でデータを送り込んでくれた。これはうれしい。しかも、選択されたアルバムがどれもよく聴くものばかり。再生回数などから判別しているのかな。

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早速cover flowで指を使ってアルバムをflipしたり移動したりして楽しむ。いずれ飽きそうだけど、やはりインパクトあるな。で、日本語もちゃんと表示されて、しかもフォントがかなりきれい。OSXらしさがここでも出てくる。

音も問題ないんだけど、ヘッドホン端子が奥の方にあって、自分がいつも使っているER-4は端子がでかくてさすことができない。しょうがないので、ヨドバシに行ってaudiotechnicaのヘッドホン延長ケーブルを購入。50cmも必要ないんだけど、これが一番端子が細かったもので。

色々と使ってみて、やはり日本語入力できないのが一番大きいかなぁ。次のfirmwareアップデートで国際対応の一部として日本語入力も含まれている、っていううわさだけど、それを入れるとおそらくINdependenceでのアクティベーションが無効になりそうな予感が...。このあたりは、iPod touchのhackが進むとそっちの方が充実しそうだ。

iPod classic 160GB

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http://www.apple.com/jp/ipodclassic/

一部の方々はすでにご存じですが、iPod classicのシルバーの160GBモデルを買ってまいりました。

iPod classicは自分で渋谷のAppleStoreで購入したもの。前にヨドバシに行ったときには在庫がなかったのでAppleStoreもないだろうなぁ、と思いつつ打ち合わせの帰りに寄ってみたらあっさり160GBモデルの在庫がある、といわれ衝動買い。

元々、自分のmp3ライブラリが140GBほどあって、classicが出たときに、これ一台あれば全部持ち歩けるな、でもiPod touchも欲しいしなぁ。と、悩んでいて結局touchを予約したんだけど、いざ目の前にすぐに手にできるものがあると止まりませぬ...。

そんなわけで、家に持って帰ってきて早速自分のライブラリとclassicを同期させるべく作業開始。が、1/3ほどいったところでエラーが起きてstopする。再度同期しようとしてiPodをつなぎ直してみても、すでに同期済みであるはずのファイルが認識されていないため、仕方なく初期化して再度同期開始。

最初は無線LANでつないでいたんで、それが問題かな、と思い100BASE-Tでつなぎ直して再開。が、それでも、3/4ほどのところで同じようにまたエラーが出てstopする...。

これではらちがあかないと思い、手動でファイルを管理するようにしようかなぁ、と思いつつ、再度自動同期で再開し、1/3ごとに同期を中止してiTunesやライブラリが入っているNASをリセットして再度同期を再開するようにすると、あっさり完了。ううむ。大量の同期作業は想定外なのか?

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エラーで止まる直前にiPodの方で表示されている同期のアイコンの回転速度が遅くなるか止まりかけるようになる、というのが判断材料かな。

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いずれにしても、自分のライブラリ全てが一台におさまるのはおもしろい。いちいち選んでiPodに転送する必要がないのが何よりも楽だし、ライブラリのフルバックアップという意味でもいいかも。160GBがdisk fullになるころには200GB超えるものが出ていて欲しいなぁ。

LIFE-fii@ICC V

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http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2007/LIFE_fii/index_j.html

間があいてしまいましたが、なんとかライブイベントも乗り切り、今日は久々の休日。

安定しなかったパッチは木曜日にはようやく落ち着き、ひととおり動作のチェックもご本人にしていただけるように。ただ2点ほどまたちょっとおかしい部分と、追加の要望があったのでその作業を現場で。追加要望の方はうまく実現するにはかなり時間がかかるため、持ち帰り実装ということに。

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土曜のライブイベントのために、久々にLemur(http://www.jazzmutant.com/lemur_overview.php)が手元に届く。元々とあるお方のところにデモ機を届けたいというお話があったらしく、じゃあ使ってみようか、ということで、またしても携帯電話1本で届けられてくる。ううむ、すごい(^^;)。

以前、Jazzmutantのフランク氏に借りたときはプロトタイプだったんだけど、今回はちゃんとした製品版。日本ではe-frontier(http://www.e-frontier.co.jp/)が代理店らしい。詳しく聞くと、元々カメオインタラクティブだったのがそのままe-frontierになったようだ。かんじんの国内での価格は、まだ決まってないらしいけど40万後半とのこと。ちょっと高過ぎ...。Cycling74で約$3000で購入できることを知っているだけにちょっとなぁ。どうも、日本向けの卸価格が他の国よりも高い、ということらしい。それはどうなんだろうか?>Jazzmutant

lemurgui.png

ま、それはひとまずいいとして、サンプルとしてLemurについてきたGranular Synthesisのパッチに少々手を入れてVSTプラグインのパラメータもLemurからいじれるようにしたり、granularはかなり音量が変化するのでamp調整用のフェーダーを追加したりといった具合。もっと試したいことがあったんだけど、時間もないのでこのくらいのものに。

lemurpatch.png

出来合いのものを少々いじった程度ではあるけど、やはりそれでもなかなかマルチタッチのインターフェースというのは楽しいね:)。価格がもうちょっと安かったら買うんだけどなぁ。せめて20万円台にして欲しい。

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さて、ライブではすでに紹介したムジークの901を12本使用というのもなかなかすごいけど、卓にSONOSAXのSX-S(http://www.gentrade.co.jp/Sonosax/SX-S.html)というものを使っていて、こいつがまたすごい。フェーダーをfullに上げてもスピーカからノイズが全く聴こえないというS/N。すごい。あと、つまみとかスイッチのデザインもかっこいい。映画関係でよく使われているみたいだ。値段もかなりすばらしいようだけど(^^;;)。

で、ライブ自体はとあるお方の横でVNCを使って遠隔でインスタレーション用マシンを操作してサウンドグループの切り替えを手動で行う。山口でも同様の作業を横でやっていたんだけど、今回は最後の切り替えのところ以外はほぼ問題なし。最後の最後でなぜか音が切り替わらず焦る。あとからチェックしたら、同じサウンドグループが2回呼び出されたようなことになっていて、それが原因でうまく切り替わっていなかったらしい。失礼しました...。

ということで、現場作業はひととおり終了。あとは細かい修正、要望を取り込んでいきつつ、次の巡回展に備える、といったところか。関係者の皆様お疲れ様でした。あと、内覧会、レセプション、展示、ライブに来てくれた友人、知人の皆様ありがとうございました。

さて、もう一眠り...。

LIFE-fii@ICC IV

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http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2007/LIFE_ffi/index_j.html

あと残すところ明日13日の最終調整のみ、となりましたが、昨日はかなりハードでした。10:00にヤマハさんからお借りしたDM2000を受け取りセットアップ。ヤマハさんのKさんがセットアップをお手伝いいただけたおかげでなんとか12:00すぎにはMacからスピーカへ出力できるように。

もう、音が全然違います。すばらしいです、DM2000。YCAMではいかにいい環境で作業できていたのか改めて実感。creamwareはいざしらず、MOTUなんかよりもはるかに音がいい。もうほとんどYCAMの時の音響と同じです。あとは空間の違いのみ。ムジークみたいにいいモニタだとD/Aの差がすごく出てくる。RL906買うときはかなりいいD/Aのインターフェイスじゃないと宝の持ち腐れになること確実。いい勉強になりました。

午後には、某所から友人N君に運んでもらった901Kがスタンドとともに4本届く。9/15のライブイベント用ですが、ムジークの901Kがなんと総数12本!これはやばいね。901Kだけで総額1,200万。うううむ。客が入ってない状態で自分の好きなように使ってみたいけど、そんな暇はないな...。

そして、パッチのチェックに入っていくわけだけど、昨晩がんばって作った部分がことごとくうまく動かず...。現場で直せるところはなおしたけど、あと2カ所がどうしてもうまくいかないので、現在また作業中。

明日こそは作業全て完了させてビールを飲みたいなぁ。

RIP Joe Zawinul

http://synthwire.blogspot.com/2007/09/rip-joe-zawinul.html
http://www.zawinulmusic.com/

ウェザー・リポートのキーボード奏者としても有名なジョー・ザヴィヌルが、9/11にウィーンの病院で亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りいたします。

LIFE-fii@ICC III

http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2007/LIFE_fii/index_j.html

パッチは80%完成も、それ以前の問題としてオーディオI/Fが決まらないまま、本日とあるお方現場入り。聞き比べができるよう、creamware A16 Ultra、Roland UA-101、MOTU Travelerを接続し、ミキサー宅で切り替えられるよう準備。creamwareには120Vにはならないものの、100V 60Hzを供給できるよう、いろんなアダプタやらインバータやらが数珠繋ぎになって稼働されている。

ご本人に聴いてもらう前にcreamwareを確認してみたんだけど、確かに昨日の120V/50Hz状態よりはよくなっている。おそらく、ちゃんと120V/60Hzになるともうちょっといいんだろうな、とも思いつつご本人による確認開始。やはりcreamwareのにはだめ出しが出る(^^;)。UA-101とTravellerだとTravellerの方がいいが、やはりそれでもまだしっくりこない。

色々とやってみた結果、YCAMでのDM2000(http://proaudio.yamaha.co.jp/products/mixers/dm2000/index.html)がかなりよかったという結論に達し、そのエンジン部分を切り出したDME64N、DME24N(http://proaudio.yamaha.co.jp/products/processors/dme64n/index.html)をヤマハさんから調達した方が安全だろう、ということになり、とあるお方がおもむろに携帯でヤマハさんに電話。あっさりとヤマハさんからの機材調達の話が進む。ううむ、やはりすごい。

最初はDME64N+DME24Nという話になっていたが、アナログの入出力がともに18ch必要であるため、最終的にDM2000にADATとアナログDACのカードを追加した状態のものをお借りできることに。ヤマハのKさん(実は以前のLIFEでもお世話になっているお方)、ありがとうございます!

そんなわけで、今晩もパッチを完成させるべく徹夜作業を進め、明日は朝10:00にICCに入ってDM2000の受け取り、並びに某所より追加でお借りすることになったライブ用のムジーク901K 4本を友人のN君に搬送してもらうということに。N君ありがとうございます。

なんか本当に今回もいろんなところにお世話になってしまっています。皆様ありがとうございます。

さて、パッチの最終仕上げ...。

LIFE-fii@ICC II

http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2007/LIFE_fii/index_j.html

今日は現場には入りませんでしたが、自宅でもろもろ追加で必要となったものの手配とパッチ制作を進める。

昨日、音がおかしいということでだめ出しを出してしまったcreamware A16 Ultraだけど、今日、Tさんがアダプタを確認したところ、入力が120V/60Hz、出力が12V/60HzというAC-ACアダプタであることが判明。関東は当然50Hzであるため、このあたりが悪さをしているのではないか、という話が浮上。AC電源の周波数を変換する機材が手配できたとのことなので、明日、再度鳴らしてみて音を検証する予定。

また、それと平行してMOTUのFireWire I/Fも828が2台、Travellerが1台、UltraLiteが1台調達できたとのこと。このあたりはTさんとI君が非常にがんばってくれた模様。どうもありがとうございます。

そして、明日はいよいよとあるお方が現場入り。おそらく先にI/Fの音質チェック、並びに選別の方が先になるだろうけど、パッチがまだできてない...。ひとまずYCAMで動いていたやつを使ってバランス調整などするしかないか...。ごめんなさい...。思った以上に追加でリクエストを受けた部分の制御が難しく、はまっています。80%くらいできあがっていて、今、流しっぱなしにして問題ないか確認はしているんだけど...。

LIFE-fii@ICC I

http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2007/LIFE_fii/index_j.html

そんなわけで、今日から本格的に現場入り。昨日音響関係の機材だけは持ち込んでいたんだけど、ケーブルなどがなかったため、ケーブルが届いた今日から本格的に活動開始。

山口の時と違い、システムのポータビリティを考えて今回はMacBook Pro+M-audio ProFire Lightbridge(http://www.m-audio.jp/products/jp_jp/ProFireLightbridge-main.html)に、creamwareのA16 Ultra(http://www.creamware.de/index.php?lang=en&seite=a16overview&submenu=home)というA/D、D/Aコンバータをつないで卓をはさまずに直接RL906(http://www.ballad.co.jp/meg/rl906.html)と接続するような仕組みを試している。

が、このA16 Ultraの音がどうもいまいち。USで購入して空輸されてきたもので、さらにACアダプタが120V固定のものだったんで変圧器を入れたり、クロックのマスター機とスレーブ機を入れ替えてみたり、ケーブルを変えたり色々と試してみたんだけど、どうも改善されず。

今回のICCの会場はかなり響かない環境になっているのと、空間がやはり山口の時と比べて天井の高さも空間の広さも違うので、その影響か、とセットアップにご協力いただいているムジークの日本代理店代表の方と最初は話していたんだけど、試しにICCにあったRolandのUA-101(http://www.roland.co.jp/products/jp/UA-101/index.html)をつないで比較したらUA-101の方が音がクリア(^^;)。creamwareの音質が原因ということが発覚...。

今後、海外も含めて巡回しやすいように、と購入したものだっただけに関係者一同かなり落胆。しかも、ICCでのオープニングはもうすぐそこ。さて、どうするか...。

http://www.engadget.com/2007/09/08/itunes-7-4-1-ringtones-re-rename-workaround-discovered/

先日の新しいiPodの発表後に公開されたiTunes 7.4にはiPhoneに着ウタを転送する機能が追加されていたが、iTunes Storeで購入したものに制限していた。

だが、iTunes 7.4が公開された次の日に早速自前のAACファイルをiPhoneの着ウタファイルとして認識させる方法が見つかっている。これがなんと、m4aをm4rという拡張子に変換するだけという非常に単純なもの。これで、自前のaacファイルをiPhoneに着ウタとして送り込める。

ところが、昨日Appleが急遽iTunes 7.4.1をリリースした。変更点は特に明らかになっていないが、早速この拡張子を変更しての自作着ウタ化のハックができなくなっているという。

ところがところが、先ほど早速このiTunes 7.4.1を使っての自作着ウタ化の新たなハックが発見され、公表された。今度は、

・着ウタとして利用するAACファイルを用意する
・拡張子をm4aからm4rに変更
・ダブルクリックしてiTunesで再生
・拡張子を再度m4rからm4aに戻す
・iPhoneを接続すると、sync可能な着ウタファイル一覧に表示される

というまたしても非常に単純なもの。Appleはいったいどういうふさぎ方をしたんだろうか(^^;)。いずれにしても、iTunes 7.4.2がリリースされるまでは、この方法で自作着ウタをiPhoneに転送できるらしい。

さて、そのiPhoneはいったいいつ日本に来るのかな...。

iPodの製品ラインを一新

http://www.apple.com/jp/

そんなわけで今晩もテキストによるイベント生中継にかじりついてました。今回の発表は、

・iPod shuffleにredモデルを追加、価格改定
・ビデオ対応iPod nano発表、4GBと8GB
・最大160GBのiPod classicを発表、80GBと160GB
・iPhoneから電話機能とBluetoothを取り除いたiPod touchを発表、8GBと16GB
・iPhoneとiPod touch向けのWi-Fi iTunes Store開始を発表

といった感じでしょうか。驚くことに、ほとんど出回っていた噂通りの発表。うううむ。

で、当然気になるのはiPod touchですが、これだけ今月末出荷。ただ、予約はできるので早速16GBモデルを先ほど予約してきた;)。

実は、iPod classicの160GBモデルも気になっている。というのも、160GBあれば、うちにあるMP3のライブラリが全て入るから;)。うううん、どうしよう。どうしよう。

http://www.engadget.com/2007/09/03/apple-rumor-roundup-for-september-5th-event/

9/5(水曜)、日本時間だと9/6(木曜)早朝に行われるAppleのイベントで発表されるのでは、と色々と出てきている噂に関してengadgetがまとめている。

いずれもiPod関連。

・iPhoneのようなタッチコントロール可能でWifiを備えたOSXベースのフラッシュメモリプレーヤiPod Touch
・いくつか画像が出ている、ちょっと太ったiPod nano、通称phatty
・iPhone、Wifi iPod専用のワイアレス用iTunes Store
・寄付金込みの赤いiPod shuffle
・iTunes StoreベースのiPhone用着メロサービス
・iTunes Storeでのビートルズ楽曲販売

個人的には、最初のタッチコントロールなiPodが出て欲しいところだけど、出なかったらiPhoneを何らかの形で購入しようかなぁ。

CD impression 20070901

ここ数日、というかここしばらくずっと自宅作業が続いていて、しかも期日が迫っているものが多くプレッシャーもかかり、煮詰まっていたので、久々にタワーレコードに出向いて買い物して発散しようとしてきました。結果として、気分的な充足感は実は得られてなく、もやもやしたままではあるけど、以下に購入したものを。

そういえば最近、impressionと題しているわりに感想全然書いてないな...。

senking/list...
(http://www.raster-noton.net/index.php?action=releases&dat=109)

Jefre Cantu-Ledesma/The Garden of Forking Paths...
(http://www.spekk.net/catalog/tgofp_jp.html)

The Alps/Jewelt Galaxies_Spirit Shambles...
(http://www.spekk.net/catalog/jgss_jp.html)

高橋悠治/The [Electronic] Art of The Fugue...
(http://columbia.jp/artist-info/takahashiyuji/COCQ-84163.html)

Toy/Toy...
(http://www.smalltownsupersound.com/)

Haswell & Hecker/Blackest Ever Black...
(http://haswellhecker.blogspot.com/)

Pierre Henry/DEUX COUPS DE SONNETTE...
(http://www.radiofrance.fr/divers/boutique/cd/fiche.php?prod_id=200040381&type=15)

David Tudor/Music for Piano...
(http://edition.r2010.de/edition/1643-107,1,0.html)

Yuzo Suzuki/Femme...
(http://www.geocities.jp/suzuki_yuzo/discs.htm)

Jim O'Rourke/Corona - Tokyo Realization...
(http://columbia.jp/artist-info/jimorourke/COCB-53573.html)

秋山邦晴/秘蔵テープ作品集 1...
(http://homepage2.nifty.com/paganmusik/omega/label-1.html)

arca/on ne distinguait plus les tetes...
(http://arcamusic.free.fr/arca2007.html)

COH/Patherns EP...
(http://www.raster-noton.de/catalog/r-n071.html)

Various/The Art of Chill 4. (Mixed by The Orb)...
(http://www.platipus.com/albums.asp?page=albumpage2&cd=1&id=82)

μ-ziq/Duntisbourne Abbots Soulmate Devastation Technique...
(http://www2.planet-mu.com/discography/ZIQ190)

Christopher Willits/Plants and Hearts...
(http://www.room40.org/releases-plantsandhearts.shtml)

Giuseppe Ielasi/August...
(http://www.12k.com/1044.html)

Takamasa Aoki/LIVE recordings 2001-2003...
(http://www.yoshihirohanno.com/cirque_Mavo_discs.html)

Sylvain Chauveau/Des plumes dans la tete...
(http://www.sylvainchauveau.net/sc_en.html)

Prophet_08_SE.jpg

http://www.davesmithinstruments.com/products/p8se/
http://www.davesmithinstruments.com/news/index.php

先日も書いたDave Smith InstrumentsのProphet '08ですが、サイン入り+αの30周年記念モデルの出荷が開始された模様。すでに、向こうのネットショップでは販売も開始されていて、$2499あまり。

http://www.sweetwater.com/store/manufacturer/Dave+Smith+Instruments
http://www.samash.com/catalog/categorysub.asp?CategorySubID=924&departmentid=3&brandid=2038&CategorySubPriceRangeID=0&sourcetype=categorysearch

通常版の出荷もまもなく開始されるようで、こちらは$1999で予約受付開始されている模様。日本国内でのDSIの扱いは福産起業(http://www.fukusan.com/)というところらしいけど、ページを見てもまだ特になし。

うううむ、欲しい。通常版でもいいんだけど、ガジェット好きとしては記念モデルも気になる...。

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