Darwin Streaming Server

昔、御大が盛んにネット中継をしていたときに散々お世話になったISA(http://live.co.jp/isa/index.html)でマネージメントしているPigeon's Milk(http://www.pigeonsmilk.com/)というユニットのアルバムリリースにあわせて、ISAからネットラジオを配信したい、ということでもろもろ相談やセットアップをしている。

無料で使えるものを組み合わせて構築したいので、Darwin Streaming Server(http://developer.apple.com/darwin/projects/streaming/)とQuickTImeBroadcaster(http://www.apple.com/quicktime/products/broadcaster/)を利用することに。昔だったらRealMedia(http://japan.real.com/)のbasicサーバー(http://www.jp.realnetworks.com/products/evalservers.html)を使うところだけど、帯域か同時接続数での制限があるんで、もはや使わない。というか、いまどきRealMediaってのもなんかピンとこないし。WindowsMedia(http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/default.aspx)はソフト自体は無料だけど(http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/9series/server.aspx)、Windows 2003 Server(http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/default.mspx)が10万以上しちゃうんでこちらも予算的にハードル高すぎ。いや、そもそもWindowsServerはいじりたくないだけなんだけど。

用意されたハードウェアはPowerMac G4のdual 500MHzと同じくPowerMac G4の733MHzだったんで、dualの方をencoderとしてQuickTimeBroadcasterを動かして、733MHzの方でDarwin Streaming Serverを動かすことに。どちらもOSが古かったんで10.3にインストールしなおし。なぜかdual 500MHzの方でソフトウェアアップデータで入ってくるハードディスクドライブアップデータを入れると立ち上がらなくなるというわけわからない状況に遭遇し混乱するので、手動でこいつを入れないように変更。

テストとして733MHzの方にStreaming ServerとQuickTimeBroadcaster両方と入れてうまく動くか試してみる。ネットワーク転送方法を自動ユニキャストにしてホストを127.0.0.1に、ユーザー名とパスワードをDarwinStreamingServerの管理者アカウントとパスワードに設定。iPodをつないでブロードキャストボタンをクリックすると無事開始される。QuickTimeプレーやを開いてURLに

rtsp://192.168.0.101/teststream.sdp

とすると当たり前だけどちゃんと受信できる。問題なし。

dual 500MHzセットアップ完了後に、今度はこちらでBroadcasterを動かして733MHzの方は単なるStreamingServerだけの状態にしてテスト。同じく自動ユニキャストを選んで、今度はホスト名をサーバーのアドレスに変更してブロードキャストボタンをクリックする。

が、これがまったくうまくいかない。通信しているようなんだけど、変なダイアログボックスが出てきてサーバー側の管理ユーザー・パスワードを求められる。設定してあるアカウントとパスワード名を入れてもまた同じダイアログボックスが出てきてまったく先に進まない。

あと、上の生放送用のテストの他にオンデマンド形式での配信もテストしようとするがどうもmp3ファイルを置いただけでは送り出してくれない。なぜだ?

とまあ、4時間くらいやって結局解決しなかったんで家に持ち帰ることに…。

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