珍しくICCからレセプションの招待状が届いたので、久々に1ブロックしか離れていないICCへ顔を出す。今回は「アート・ミーツ・メディア:知覚の冒険」という展示。先日、代々木上原で食事した人妻とともにいってまいりました(^^:)。
http://www.ntticc.or.jp/Schedule/2005/art_meets_media/index_j.html
WEBをみてもらえればわかるとおり、ICCで展開したメディアアートの数々の作品を再編成してまとめたような感じ。
ほとんどの作品は見たことあるんだけど、無響室で体験する池田亮司氏のdb(http://www.ntticc.or.jp/Schedule/2005/art_meets_media/Works/work07_j.html)だけは体験し損ねていたので、内覧会の開始17:00にICCに向かって一番に整理券をとる。音は昔の+/-か0℃あたりの感じなのでそれほど新しさは感じないけど、耳のすぐ横で音が鳴ったり全体が包まれるような感じになったりと、無響室の特性をいかしたものでなかなか面白い。
あとよかったのは、ラファエル・ロサノ=ヘメルのフリークエンシー&ヴォリューム(http://www.ntticc.or.jp/Schedule/2005/art_meets_media/Works/work04_j.html)。作品の説明はWEBに任せるとして、トラッキングしている影の横軸でラジオの周波数、影の大きさで音量がコントロールされるのはなかなか面白い。複数の影があると、音量と周波数のコントロールが影のサイズによって他人に移ったりするあたりがまたいい。横にシステムがあったんで見てみると、はやりのキューブPCにUSBのラジオがつながっていて、その出力が01Vにいっていて、PCからMIDIでボリュームをコントロールしているっぽい。フェーダーがカシャカシャ動きまくっていた。
あとは、なつかしの前林さんのaudible distance(http://www.ntticc.or.jp/Schedule/2005/art_meets_media/Works/work10_j.html)を坂根厳夫大先生とともに体験。まだちゃんと動いているあたりはすごいね。久々に前林さんともお話をしてお互い最近なにやっているか聞く。まあ、こっちはなにも創作活動していないんだけどね…。
とまあ、そんな感じでなつかしの作品に触れつつ、坂根先生や前林さん、藤幡先生などともお話。藤幡さんに挨拶していきなり「HyperCardってまだいまのマシンでも動くかなぁ?」という相談をされるのはいったいなんなんだろう(^^;)。他に、えと君(http://eto.com/)やD2に入った岩田君、芸大で助手をやっているという高橋君など、なつかしの面々に会うことも出来て充実。
ICCをあとに参宮橋のスペイン料理屋ロス レイエス マーゴス(http://r.gnavi.co.jp/g283400/)へ。あとから岩田君と高橋君も合流して4人で色々とお話盛り上がる。いや、やはり皆さん色々やってきただけあって、話のネタがつきない。名刺や携帯の番号を交換してこの日は終了。久々の充足感。またこういう機会があるといいなぁ。