さて、VineLinux 3.1と2.4.29カーネルで安定運用できているので、ここはと思って2.6.10カーネルをインストールしてみる。
http://ftp.ne.jp/Linux/kernel/linux/kernel/v2.6/linux-2.6.10.tar.bz2
をダウンロードし、/usr/src 以下に
tar zxvf linux-2.6.10.tar.bz2
で展開し、念のため
rm -f linux ; ln -s linux-2.6.10 linux
と、いつもの癖でやっておく。そのあとに、
cd linux ; make mrproper menuconfig
でカーネルの設定画面を出そうとしたら、
In file included from /usr/include/sys/socket.h:35,
from /usr/include/netinet/in.h:24,
from /usr/include/arpa/inet.h:23,
from scripts/basic/fixdep.c:115:
/usr/include/bits/socket.h:305:24: asm/socket.h: No such file or directory
といわれて止まってしまう。なんで?と思いつつ、リンクしなくていいのかも、と思い、
cd ../ ; rm -f linux ; ln -s linux-2.4.29 linux
と、元に戻して、再度linux-2.6.10に戻って
make mrproper menuconfig
とやると、問題なく設定画面が現れる。よくわからないけどとりあえず設定して
make bzImage ; make install
でインストール後、/etc/lilo.confにエントリーを追加して2.6.10で起動してみると、fedora core3で出ていたDMAエラーがまた現れた!そうか、2.6系のカーネルの何かがだめでDMAエラーになるのか!なんてこった。これではずっと2.4カーネルのまま使わないといけない。解決方法を探すか…。