多摩美来年度打ち合わせ+多摩美情報デザイン学科2004年度卒展

卒展会場の赤レンガに集まって来年度の授業の打ち合わせをするということになり、いってまいりました。

http://www.idd.tamabi.ac.jp/gw04/

打ち合わせの方は、特に問題なく、来年の1年生の授業方針としては

・GarageBandを使う
・後半時間があればPluggoでAudioUnitプラグインを作るところまで行きたい
・GarageBandは2.0を使うにはMac OS X 10.3以上じゃないとだめ(現状は10.2)なので、10.4(Tiger)がでるまではGarageBand 1.0でいく
・録音用のブースが導入されるようなので、録音の仕方を1回やりたい

というようなかんじ。2、3年に関してはもろもろたどちゃんのほうで対応、イレギュラーなトピックを僕の方でカバー。

で、卒展。今年の卒展、ということは僕が初めて多摩美で教えた学生たち、ということになる。んんと、2つくらい面白いのあったかな。平川紀道君の「Global Bearing」と、鈴木由香さんの「COLOR FREQUENCY」。「Global Bearing」はすでに

http://plaza.bunka.go.jp/festival/sakuhin/sakuhin/art03.html

で有名だと思うのでいいとして、「COLOR FREQUENCY」は、Max/MSP+Jitterと、ターンテーブルのカートリッジ部分にCCDをつけて光学ピックアップとして使っている音作品。レコード盤にRGB、Black、Yellow(だったかな)で模様が描かれており、それをCCDでピックアップしてJitterで解析、音のコントロールに使われている。ラフな感じがあるけどなかなか面白い。その場でマジックで自分の盤を作れたりするともうちょっと面白かったかも。

http://www.miyakodub.com/html/m_color.html

あとは、3人のライブを聴いたけど、どれもあまりピンとこなかったか。二人目の人のはSensor Bandの焼き直しみたいでちょっとなぁ。音を聴いていて、Edwinが超音波センサーを広げたり狭めたりしている姿が思い浮かんでしまった(^^;)。一人目の人は、照明のコントロールを音の出力と連動させていたので、見た目はそこそこ面白い。3人目の人のもストライプのシャツと赤青の点滅照明との組み合わせてビジュアルは面白い。音はPitaっぽかったけど3人の中では一番よかった。

それよりも何よりも、スタジオで使っているGenelecの1032Aが赤いピークランプつきっぱなしで使用されているのが…。そのスピーカーは音を大きく出すためのものじゃないんだよ…。PeavyのPAスピーカを後ろの方においているのに1032Aをそういう使い方しなくても…。と、そっちばかり気になる。大きい音を出したいのはわかるんだけど、入力の限界があるのをもうちょっとわかって欲しいかなぁ。あるいは、突っ走るのわかっているなら、コンプやリミッタを最終段階に入れて欲しかった。ふぅ。

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