12k JAPAN TOUR 2005@Uplink Factory

http://www.cubicmusic.com/japanese/event.html
http://www.12k.com/

に行ってまいりました。面子は、

Taylor Deupree、Christopher Willits、PsysEx、minamo

で、日本側のminamo、PsysExが先にやって、そのあとTaylor Deupree、しめがChristpher Willitsという順番。minamoは若干退屈だったけどでもまあいい感じ。CDは結構好きなんだけど、ライブはもうちょっと工夫した方がいい、という印象。

問題は、PsysEx。個人的にはまったくいただけませんでした…。アルゴリズミックコンポジションで自動生成しているフレーズを退屈な音色で鳴らしている。アルゴリズムも、ノートベースのもので、そこから先さらに展開した複雑さが見えない。アルゴリズミックコンポジション以外の音とのバランスも悪いのかなぁ。Daisyworldのプロフィールを見るとたいそうなこと書いてあるけど、最終的な音が面白くないのでどうもぴんとこない。ううむ。あ、Daisyworld所属だからか、このとき後ろに細野晴臣氏と東氏が聴きに来ていたのを発見。

休みはさんでTaylor Deupree。さすがというべきか。安定した音、構成で余計な考えなしに聴ける。ただ、用意されていたおもちゃの鉄琴を結局最後まで使っていなかったように見えたんだけど、あれは?

そして本日最高に見ていても聴いていても面白かったのがChristopher Willits。実はアルバムの方はあまりいい印象じゃなかったんだけど、ライブは面白い。ギターとラップトップという組み合わせで、ループしているbufferにギターの音を色々と加工してはさんでいくようなパフォーマンス。ラップトップの手前にMIDIコントローラと思われるようなフェーダーが置いてあって、忙しくギターとフェーダーのあいだを手が行き来している姿がまたかわいい。途中混乱もしていたりして(^^;)。DSPで処理しているので、引いた音がすぐ出てこなくて、いつ出てくるのか探すのもまた楽しい。うまく表現できてないけど、非常に面白いパフォーマンスでした。

その勢いで、出口で販売していたCD、Christopher Willitsのものを中心にCDを4枚、レコード2枚を衝動買い。今から聴くのが楽しみだ:)。

あ、そうそう、イベントの前に葱や 平吉(http://r.gnavi.co.jp/g822606/)で食事したんだけど、ここの葱めしが最高においしかったぁ。その他の料理も葱づくしだったけど、どれもすばらしかった。

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