OpenBlockS 266再設定

http://www.plathome.co.jp/products/openblocks/index.html
http://www.plathome.co.jp/support/labo/obs266/

NYの某事務所のネットワークのDHCPサーバー兼ネットワーク監視用マシンとして数年前にOpenBlockS 266に20GBのハードディスクを入れて設置していたんだけど、先月あたりからなぜかうまく動作しなくなった。色々と国際電話やメールで状況を聞くと、どうもハードディスクがおかしくなっているっぽい。

そこで、代替DHCPサーバーとして用意しておいたLinksysのブロードバンドルーターをつないでもらったんだけど、こいつがどうも融通が利かず、うまく某事務所のネットワークの設定にそった動作をしてくれない…。

しょうがないので、OpenBlockを日本に郵送してもらい、修理することに。前回はハードディスクを入れたが、今回のような故障のリスクを避けるためにCFカード上にOSを構築することに。

最初はOpenBlockについてきた128MBのものでなんとかしようとしたが、その場合dhcpdは入っていてもsshがのっていない。クロスコンパイル環境をラップトップ上のvmwareで用意してopenssl+opensshをコンパイルしようとしたけどどうもよくわからない。でも、NYのネットワーク状況を把握するためにはどうしてもOpenBlockにSSHでアクセスできることが必須であったので、今回は1GBのCFカードを購入してssdlinux(http://www.plathome.co.jp/support/labo/ssdlinux/)を直接インストールすることに。

ヨドバシに出向き、一番安い1GBのCFカードを探したところ、ハギワラシスコムのHPC-CF1GVが13,800円+20%ポイントで一番お手ごろだったんでこれを。

家に帰って、まずはflashromから起動されるよう

flashcfg -c initrd

を実行してCFカードをさして再起動。立ち上がったところで、CFカードのパーティションを分けるために

fdisk /dev/hda

を実行し、

Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/hda1 * 1 900 907168+ 83 Linux
/dev/hda2 901 992 92736 82 Linux swap

という感じに設定。その後、

http://www.plathome.co.jp/support/labo/ssdlinux/sysinst.html

を参考に

sysinst

を実行して、ディストリビューションをダウンロード&インストール。あ、FTPでファイルをダウンロードしてくる先がちょっと違うので、

/pub/ssdlinux/0.2-STABLE/powerpc-obs266/binary

に変更してダウンロード開始。しばらくするとインストールが完了し、rootのパスワードなどを設定して終わり。

今度はCFカードから起動するために

flashcfg -c harddisk

を実行して再起動。あとは、不慣れなBSDっぽい設定と格闘すれば出来上がり。OSインストールした時点でディスクの使用率が50%ほどなので、1GBでちょうどいい感じか。

さて、ここからncftp、emacs、perlあたりを入れて、dhcpdなどの設定が完了すればあとはNYへfedexで送るだけかなぁ。にしても、やはりコンパイルの速度が遅い…。

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