http://www.ntticc.or.jp/Schedule/2005/THERECORDOFTHETIME/Event/event03_j.html
そんなわけでいってまいりました、ICC。本日は一応DJの一人ということで、ハードウェアは
Apple PowerBook G4
Faderfox DJ1
Yamaha UX16
Edirol UA-1X
玄箱HG w 300GB HDD
Planex FX-08Mini
Sony VAIO TR2
Apple iPod Shuffle
VAIOとiPod Shuffleはバックアップ用。ソフトウェアは
Nativeinstruments Traktor DJ Studio 2.6
Max/MSP 4.5
Apple iTunes 4.9
といったあたりか。玄箱は「全CDデジタルアーカイブ化計画」にて所有しているすべてのCDがMP3ファイルで納められているので必需品。この中からいくつか選んだ曲をPowerBookに転送し、Traktorに読み込ませている。iTunesは玄箱からなんでも再生できるように一応用意しておき、Max/MSPはAlvin LucierのMusic on a Long Thin Wireをリアルタイムに加工して音を出すパッチを組んで用意してみた。
実際のDJは、ICCに向かう直前までMax/MSPのパッチを組んでいたので動作が若干不安定だったため、前半はTraktorのみで。DJはICCの畠中さんと一緒だったので、お互いの音に対してよさそうなものをかぶせていく、というような感じで。
今回使ったのは、
metamatics and clatterbox/jet set
David Sylvian/Preperations for a Journey
Robert Fripp & Brian Eno/Lyra
Fennesz/Happy Audio
CM Von Hausswolff + Erik Pauser/Phauss/Eternal Love #3
Broker.Dealer/stormy
Jansen, Baribieri, Takemura/The Children Gathering Around The Lake
あと、後半はMax/MSPのパッチも使ってみた。けど、んん、今回のは個人的にはちょっと不完全燃焼か。特に後半は、畠中さんの音にのせるものがみあたらず、ほとんど音出せなかったし…。まあ、しょうがないか。
さて、F.J.O.S.S.の即興演奏はというと、これが実にすばらしい:)。ツアーもよかったけど、今回のは別な意味で非常にいい。ラップトップ奏者が集まって即興演奏すると、お互いの音がどんどん大きくなって飽和状態になってしまうことが多いんだけど、非常に抑制されたいい演奏になっていた。あ、でも、アンコールの勢いある音が実は一番好きだけど。ICCで収録していたので、あとからじっくり音を確認してみたいところ。
ちなみに、御大は今回も僕のパッチを使って音を出していただいていたようです。ありがとうございます。改善要望をなるべく早く実現するべく、作業すすめてまいります。
あ、そういえば、今日こそは、と思ってツアーメンバの方々にツアーパンフにサインをいただこう、と思ってもっていったんだけど、そんな余裕も勇気もなかった…。自分も原稿書いているので特別な思い入れもあったんだけど、まあしょうがないか。