http://www.pioneerelectronics.com/pna/article/0,,2076_4249_257204516,00.html
数週間前に、PowerBook G4のDVDドライブにCDが引っかかってしまい、色々と強引にやって取り出したんだけど、どうもそれ以降ドライブの書き込みがおかしい。DVDだけかと思ったらCDの書き込みもできなくなりつつあって、これはだめだな、と思って光学ドライブを入れ替えることに。
前回(http://blog.yasaka.com/archives/2004/10/dvrk04lpb_1.html)内蔵光学ドライブをPioneerのDVR-K04に入れ替えていたわけだけど、新しいドライブを探していたらちょうどその後継機種であるDVR-K05を見つけることができた。さいわい、ヨドバシでもスロットインタイプがあったのでこれを購入。16,800円でした。まあ、スリムタイプのDVD+R DL対応ドライブだし、こんなもんかな。秋葉原に行けばもっと安くなるだろうけど、送料や電車賃を考えればまあまあいい線ではないかと。
で、早速入れ替え作業開始。前回分解写真をとれなかったので今回は気合い入れて撮影;)。まずは、PowerBookの電源を落とし、バッテリを取り外してしばらく放置。その後、裏返しにして底にある7本のトルクスネジを取り外す。確かT-9でよかったはず。
裏のカバーを外したら、今度はドライブのへこんだ部分に載っている二つの基盤から出ているリボンケーブルと、ドライブ直結のATAPIなリボンケーブルを外す。これは、爪で引っ掛けて簡単に取り外せるはず。
リボンケーブルを外せたら、今度はドライブの左側の部分を引っ掛けてドライブを持ち上げる。ドライブ自体はゴムの足で浮いた形で固定されているだけなので、片側が外れればあとは大丈夫。
ゴム足が本体から外れたら、上部のミニ基盤についているケーブルを取り外す。
その後、下部のミニ基盤に同じくついているケーブルを外す。
すると、こんな感じで本体からミニ基盤ごとドライブが取り外せるはず。
続いて、ドライブから部品を外していく。まずは、へこみの部分に載っているミニ基盤二つを。4つあるトルクスネジを外すんだけど、ここは本体裏側のトルクスネジよりも径が小さい。T-7ほどだったと思う。
ミニ基盤を取り外せたら、ドライブの左右についている固定用のゴム足のついた金具を。こちらは、小さめのプラスネジになっている。左右それぞれ二つずつ、プラスのネジで固定されている。
最後にATAPI端子についているリボンケーブルを外すと、ようやく生の状態のDVR-K04ドライブに。
続いて、DVR-K05から、スロットインの部分についているプラスチックのふたを取り外す。横や下の部分にツメをリリースするための穴があいているので、小さいマイナスドライバなどでツメを外してふたを取り外す。
ふたを取り外せたら、あとは、DVR-K04から外した部品をDVR-K05につけていき、本体に戻せばOK。リボンケーブルのコネクタが意外とゆるいので、ちゃんとはまるよう何度も確認しておくように。
PowerBookの裏のカバーを戻してトルクスネジで締めたら、まずはちゃんと起動するかどうかを確認。ここが結構ドキドキするところでもあるけど、リボンケーブルのコネクタがちゃんとはまっていないとバックライトがつかなかったりする。
無事起動したら、早速、システムプロファイラを起動して、ATA、そしてディスク作成のセクションをチェックして認識されているかどうか確認。
ただし、DVR-K04と違ってOSX 10.4に標準で認識されるドライブではないので、このままではiTunesやディスクユーティリティなどから書き込みドライブとして認識されない。
そこで、いつものPatchBurn(http://www.patchburn.de/)の登場となる:)。サイトから10.4用のものをダウンロードして、解凍、実行して"install"をクリックすれば完了。
再度、システムプロファイラのディスク作成セクションを確認して、iTunesの環境設定で正しくDVR-K05が認識されているか確認。
システムには正しく認識されているので、ドライブ自体がちゃんと動作するか確認するためにDVDを入れて再生してみたところ、全く問題なし。やはり、DVR-K04よりも安定している:)。すばらしい。これでしばらくは大丈夫かな。