さて、ようやく昨日届いたiPod nanoですが、埼玉の某所へ行くまでの間用に少しデータを入れたりして使ってみました。
それにしても、やはりこのサイズ、特に薄さはすごい。ヨドバシで展示品をすでに触っているけど、すごいなぁ、これは。でも、重さが足りない。せっかく高級感あるのにかなり軽い。Nokia 8800なみに質量もデザインして欲しかったなぁ。あと、一日持ち歩いてみたわけですが、思った以上に傷がつきやすいかも。もう遅いか…。
で、一番最初から驚いてしまったのが、なんとFireWire未対応…。AppleがはじめたFireWireをAppleが自ら捨てた?あるいは、この本体の中にUSBとFireWireのコントローラ両方入れるスペースがなかったか?いずれにしても、本体下部にあるiPod共通のコネクタにFireWire用のケーブルを差し込むとエラーが表示される。充電はできるみたいだけど。
そんなわけで、自分のPowerBook G4ではFireWireではなく超低速なUSB 1.1を使って転送しないといけない…。ぐぅ。
USBで転送しないといけないこと以外は普通のハードディスクベースのiPodと操作性はなんら変わらない。個人的にはiPod shuffleをつないだときにiTunesに表示されるシャッフル機能が使えるほうがうれしかったんだけどなぁ。勝手にライブラリからランダムに選択して転送するってやつ。
もちろん、4GB丸ごとだと相当時間かかるんで、曲数か容量でリミットをかけられるようにしてあれば、結構使える機能だと思うんだけどなぁ。おまけに、shuffleと違って曲情報が見えるんでストレスもない:)。スマートプレイリストを工夫すれば同じことできるかな?ちょっと試してみるか。
ちなみに、僕はいつも「曲とプレイリストを手動で管理」を選択しているので、MacDrive 5をインストールしてあるWinXP上のiTunesでも曲の入れ替えができる:)。このあたりはiPod shuffleと違って便利。
音質に関しては、なかなかいいんじゃないかと。HDD内蔵iPodと違って急激に電気の流れが変化することもないし、可動部品もない:)。イヤホンが EtymoticのER-4Bでインピーダンスが結構高く、ボリュームをいつも80%のところに持っていかないと音圧が出ないけど、まあこれはこれで問題なし。
4GBで27,800yenときくと、もう数千円出せば30GBのiPodが購入できる、と考える人もいると思うけど、この薄さ、そして何よりも 4GBのフラッシュメモリがこの値段で手に入るというのは驚異的。kakaku.comで調べればわかると思うけど、4GBのCFメモリは、最安値のもので2.8万円、普通の価格帯で4万から5万はする。それを考えると、今回のiPod nanoの価格設定はすごい。