http://www.sisvel.com/pressrelease-thomson-oct05.pdf
http://www.cdrinfo.com/Sections/News/Details.aspx?NewsId=15293
http://www.hardmac.com/news/2005-10-17/#4625
おそらくほとんどの人が毎日のように利用しているMP3、正確にはMPEG I Layer III形式ですが、そのMP3はThomson社(http://www.thomson.net/EN/Home/)とFraunhofer研究機構(http://www.fraunhofer.jp/japan/index.html)がパテントを保有していて、Thomson社を窓口として莫大なライセンスビジネスになっている。
で、Sisvel社(http://www.sisvel.com/)がこれに異議を申し立てて、MP3のパテントは無効であると訴えを起こしたという。詳しくは記事に書いてあるけど、Sisvel社の主張はMP3の技術は当時すでに知られていた技術の組み合わせで成り立っているもので、MP3の開発においてThomson社とFraunhofer研究機構はこれを利用したにすぎず、パテントは無効であるというもの。
この主張がどのくらい正しいか、などはまったくわからないけど、ちょっと面白い動きではないかと。