だいぶ前に頼んでいたんだけど、ようやく順番が回ってきたかと思ったらPayPalの振込み上限解除をしていない自分がいて、それでまたさらに手続きが遅れてしまい、西へ逃亡している最中にようやく発送され、帰国と同時に無事受け取れるも、全く時間がなくて今日ようやく多摩美に持ち込んで少し遊んでいる、一部で話題のmonomeの40hでっす;)。
デバイスとしては、USB-Serialなものなので、いろんな環境で利用できそうだけど、とりあえずmonomeにデモ用で用意されている64stepというMax/MSPのパッチで遊んでみる。
OSXでは、まずは
http://ftdichip.com/Drivers/VCP.htm
より、OSX用のドライバをインストールする。僕の場合はMacBookなので、OSX(Intel)をダウンロードしてインストール。続いて、serialioという、シリアル信号をOSCにコンバートするためのプログラムを
http://monome.org/file/SerialIO.app.tar.gz
よりダウンロードして解凍する。幸い、UniversalBinaryになっていたので、MacBookでも問題なし。
続いて、Max/MSPだけど、ここで問題が。先日リリースされたばかりのUniversalBinaryな4.6 public betaを使いたいところだけど、OSCのオブジェクトがまだUniversalBinary化されていないため動かない。仕方なく、4.5.7に
http://cnmat.cnmat.berkeley.edu/OpenSoundControl/Max/
のMac OSX用オブジェクトをexternalフォルダに入れて利用することに。
で、早速、40h_baseパッチを
http://monome.org/file/40h_base.zip
からダウンロードして、_40_osc_osxというパッチを起動したのちに、
http://monome.org/file/64step.zip
から64stepのファイルを落とし、_64stepというパッチを起動する。
ちょっとパッチの使い方に最初戸惑うけど、なかなか面白い;)。これでサウンドファイルを色々と放り込んで置けば即興用シーケンサの出来上がり。BPMを320以上にするとシリアルのコマンドが追いつかずに点灯がうまくいかないことがあるけど、それ以外は追随性もよくわかりやすいかも。
monome 40hは結局のところボタン情報を送信し、ソフトからLEDの点灯情報を受ける、単なるUSB-Serialデバイスなので、プログラムを作らないことには何も始まらない。なんとかこれ使ってオリジナルのパッチを組んでみたいなぁ。