CrossOver Macデモ版ダウンロード開始

http://www.codeweavers.com/beta/cxmac/
http://www.engadget.com/2006/08/31/crossover-mac-beta-released-run-windows-apps-in-os-x/

Intel Mac上でWindowsプログラムを実行するための環境はすでに2通り存在している。ひとつはBootCamp(http://www.apple.com/jp/macosx/bootcamp/)を使って完全ネイティブに動かすというもの。もうひとつは、Parallels Desktop(http://www.parallels.com/en/products/desktop/)を使ってOS X上で仮想マシンを用意してエミュレーション環境で動かすというもの。

それに対して、CrossOver Macは、WINE(http://www.winehq.com/)というWin32 APIをWindowsではない環境に用意してプログラムを直接実行できるようにしてしまおうという技術を使い、OS Xのアプリと同じ感覚でWindowsアプリをOS X上で実行できるというもの。

インストールは至って簡単で、CrossOverというプログラム本体をアプリケーションフォルダにコピーするのみ。Windowsアプリケーションは、自分のホームディレクトリの下にApplicationsというフォルダを作成し、その中にさらにCrossOverというフォルダを作成する。CrossOverフォルダの中にWindowsのexeファイルを入れるとアイコンが変わり、CrossOverで実行できる状態になったことがわかる。

とりあえず、たまたまMacBookに入っていた、某プロジェクト用に用意されたexe形式に変換されたFlashファイルがあったので、これをCrossOverフォルダに入れてからダブルクリックすると、何の問題もなく立ち上がる。ウィンドウを見ると、X Windowのアイコンが出ているので、描画はX Windowでやっているみたいだ。でも、あまりにも簡単に立ち上がったので拍子抜け。他のプログラムも試してみるか;)。

追記:
我慢できなかったので、先ほどAudioMulch(http://www.audiomulch.com/)をインストールして、オシレータをとりあえず出力につないでみたが、ちゃんと音が出た;)。でも、やはりWindowsで実行しているときに比べ、タイムラグがどうしても発生してしまっている。他にAudioMulchに付属のパッチをいくつか開いてみたが、とりあえず問題なく動くところは面白い;)。

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