フランクフルトリハーサル最終日。前日までにアンサンブルモダンとのあわせがあまりにもいいため、予定されていた午前中のリハがキャンセルとなり、午後から。まあ、その分こちらは早く行ってlive electronics部分の調整。
前日のJazzmutant社のインタビューアだったMarkusに教えてもらった、lemurの画面内だけでページ切り替えるようにする共通メニューをつけてみる。ようするに、画面の一番下一列に各ページの名称が書かれたボタンを用意し、そのボタンが押されたら、Max/MSPから
/interface INTERFACE_NAME
というOSCメッセージをlemurに送ってあげることで実現するというもの。これ、Max/MSPとか自由にOSCメッセージを作れる環境との組み合わせならいいけど、ReaktorとかLiveとの組み合わせだとうまくいかない気が。なので、本来はlemur本体で実装するべき機能だと思う。
このメニューボタン、確かに便利。lemur本体のページ切り替えボタンだとシーケンシャルに移動するしかないけど、メニューボタンだと直接その画面へ移動できるわけ。
それはいいとして、今度はちょっと別問題が。PAからきたdry音とプロセスしたwetな音、そして、PAからの音を取り込んだバッファのdry音とのバランスが取りづらいうことになり、それぞれ専用のbusを用意してコントロールできるようにしたいというリクエストが。なんとか本番前までに用意してみよう。
午後のアンサンブルモダンとのあわせはやはり順調で、ついにはアンサンブルモダンの内部で、いやこうした方がいいだろう、という様々なディスカッションが行われるまでになり、より内容の濃いリハとなっていた。いや、ほんとすごいね、この人たちは(^^;)。
機材をマンハイムへ送る必要があるため、リハは4時くらいに終了し機材のパッキング開始。PAの機材と一緒に運んでもらうべくまたDIGI003とミキサーをスーツケースにスポンジ詰めにして渡す。
夜はイタリアンのレストランへ。サラダとスープをシェアし、一人一品ずつパスタを頼む。このパスタがまた量がすごい...。ペンネを頼んだんだけど、皿が25cmくらいある中に山盛りになっている。うまいんだけど、この量はさすがに殺人的だ(^^;)。一応全部たいらげたけどね。
あまりにも満腹だったため、部屋に戻って2時間ほど休む。その後、明日の予定を聞こうと、他の方々がいるはずのホテルのバーへ行くとちょうど会計中。スケジュールを聞いて部屋に戻ろうとするが、もういっぱいつきあえよ、俺の酒が飲めないのか?的な流れになって(^^;)、ホテルの隣にあるバーへ。なんか、隣にゲイバーがあるんですけど(^^;)。いや、このバーもそれっぽい方々ばかりだ(^^;)。色々と周りを気にしつつ、バーボンを一杯飲んでそれで返してもらう。他の方々は3時くらいまで飲んでいたらしい(^^;)。
で、部屋に戻って先ほどのdryとwetをbusコントロールできるようMax/MSPのパッチとlemurの構成を変更する。結局朝までやっていたな...。