Macworld SF 2008 keynote

http://www.apple.com/quicktime/qtv/keynote/

そんなわけで、日本時間の昨晩2時からの基調講演。もっと色々とあるかなぁ、と思っていたんだけどとりあえず発表されたのは、

1. AirMac Extremeにハードディスクを搭載したTime Capsule
2. iPhone/iPod touchの新ファームウェア
3. iTunes経由で利用できる動画レンタルの仕組み
4. MacBook Air

1.のTime Capsuleは、無線LANルータ+NASというようなもので、結構魅力的。leopardを動かしていればTime Machineのターゲットディスクとして利用できるし、WinXPやtigerからは通常のNASとして利用できるというもの。しかも、AirMac Extremeの機能はしっかり持ったまま。いい感じ。

2.の新機能は事前にリークされていた情報とほぼ同じものだったので特に目新しいことはなし。

3.の動画レンタルも噂は出ていたんだけど、本当に実現してしまったことと、メジャーの映画会社ほぼ全てが参加しているといったあたりがすごい。価格も思ったほど高くないし、USのユーザーがうらやましい。日本で同じもの展開するには音楽の時と同じように時間かかって、しかも価格も高いんだろうなぁ。このサービスの登場でようやくApple TVが存在する意味がでてきた気がする。

4.のMacBook Airが今回の目玉。長く噂になっていた超軽量MacBookがようやく発表になったわけだけど、デザインはすばらしい。おそらく実物みたらその場で衝動買いしたと思う。軽さも薄さも申し分なし。僕もAppleStoreで「購入を確定」ボタンが出てくる画面まで進んでいたんだけど、最後のボタンを押せなかった。

気になったのは、まず、音をやるものとしてはFireWireのポートがなかったこと。先日購入したApogeeのDuetというFireWireベースのオーディオI/Fが使えないというのは痛い。そして、Ethernetポートが内蔵されてない。USB接続のアダプタはオプションで提供されているけど、これは大きいかも。RAMが2GB内蔵で拡張できない。バッテリがiPodの用に内部に組み込まれていて交換できない。

もし、今手元にあるのがMacBook Proであれば、Airをサブノートとして購入、というのはありだと思うんだけど、手元のMacBookを置き換えるメインマシンとして購入するにはAirはちょっと思いっきりいろんなものを切り離しすぎている、という感じか。あるいは、以前のPowerBook Duoのように、本体はかなりシンプルだけど、dockに入れれば色々と利用できる、という形になっているとかなり違うんだけどなぁ。

というわけで、Airにはしばらく手を出さずにMacBook Proがアップデートされるのをしばらく待つ、というのが今年のスタンスでしょうか。とかいいつつ、実物をAppleStoreの店頭でみたら衝動買いしてるかもしれないけど;)。

twitter

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261
Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。