http://www.songbirdnest.com/
http://lifehacker.com/5100579/songbird-10-release-official-fixes-bugs-plays-itunes-purchases
オープンソースなiTunesクローンとして長らく開発が続けられてきたSongbirdがついにバージョン1.0をリリースした。最初に日記に書いたのは2005年の12月だから、それから3年かかったというわけだな。
http://blog.yasaka.com/archives/2005/12/itunessongbird.html
Songbird自体はリリース情報は知りつつもしばらく触っていなかったんだけど、1.0になったということでダウンロードして使ってみた。
みためは、2005年の時のものに比べればはるかによくなっている。好みの問題だけなのかもしれないけど、この手のツールはシンプルで情報にアクセスしやすいものじゃないとやはりつらい。
インストールしてみると、勝手に日本語の言語パッケージをダウンロードして初期設定が始まる。iTunesがあることを認識すると、そのライブラリをインポートするかどうか聞いてくるので、インポートしてもらうことに。僕のライブラリはNAS上にあるので、読み込みに結構時間がかかったが、日本語の文字化けなどの問題もなく28,477曲分のmp3やaacファイルが読み込まれる。以前はインポート途中でハングしていたのでだいぶよくなったね。
で、早速再生してみる。以前あったようなもたつきはなく、いたってスムースに再生される。と、思ったら、ヘルプを表示したりすると、それだけで音飛びが発生する。再生以外でちょっと負荷がかかりそうなことをするだけで音飛びしてしまうのは、NAS経由の環境とはいえ、メディアプレーヤとしてはかなり痛い。
開発側でも問題は認識しているようではあるけど、再生エンジンとして使っているGStreamerの方で解消しようとしているらしいけど、まだ直っていないみたい。
http://getsatisfaction.com/songbird/topics/cache_option_for_local_filesystems
それ以外に関しては、検索も日本語でできるし、再生開始すると関連する情報、画像、動画を取得して表示するなど、iTunes単体にはない機能がなかなか面白いだけに、音飛びが発生するのはもったいない。単純にバッファのサイズをちょっと大きくすればいいだけの話しのはずなので、是非すぐにでも改善してほしい。あるいは、ユーザーの方でバッファサイズの調整ができるというだけでもいいので是非。