Tiger環境へ移行

PowerBook G4に100GBのディスクを入れ、Tigerのセットアップも完了したので、もろもろ制作・開発環境をインストール。

まずはやはり、Max/MSP+Jitter+Pluggo。それぞれ、

http://www.cycling74.com/products/dlmaxmspmac.html
http://www.cycling74.com/products/dljittermac.html
http://www.cycling74.com/products/dlpluggomac.html

より、Max/MSP 4.5.4、Jitter 1.2.3、Pluggo 3.5.1を落としてきてインストール。challenge/responseのコードはMax/MSPの場合は本体が同じであれば再度申請しなくても前のものが使えるのわかっていたので、そのとおりに進めて無事完了。あと、先日2.0がでたTap.Toolsの1.5も、前にPBG4で使っていたハードディスクをUSBのケースにつないでインストールファイルを取り出してくる。一通り問題なさそう。Max/MSP環境はこの他にも色々とexternalを入れていたので、環境復帰が大変そうだ(^^;)。

続いて、Traktor DJ Studio 2.5。CDを入れてインストールしてシリアルを入力して前に来ていたauthorize codeを入力してみると、なぜかエラーになる。FAQを読んでみる。あ、そうか、ハードディスクとOS変えたからhardware profileが変わっているんだな。Max/MSPのchallenge/responseよりももっと厳しいみたいだ。新しいhardware profileで新しいauthorize codeを申請しようとしたら、すでにライセンスで許している2回のauthorize code発行を終えているので、これ以上はできない、といわれる。よく見ると、2つのうち片方をdeactivateして再度申請すれば問題ないみたいなので、そのように進めて無事インストール完了。ついでに、2.6.2のアップデータが出ていたのでこれをインストール。

続いて、Reason 3.0。こちらは特に問題なし。さくさくっとインストール完了してちゃんとデモソングも演奏できたし。

あと、授業で使うんでiLife 05をフルインストール。そういえば前回インストールした時はディスクスペースがなくてGarageBand以外は入れなかったんだっけ。こちらはシリアルとか関係ないので特に気にせずインストール完了。

次はUNIX系のものを。まずは何をやるにも必要なemacsを。以前インストールした時も参考にした

http://sakito.s2.xrea.com/detail/emacs/emacs21.html

を見ながら。バイナリーインストールは僕の性分じゃないのでもちろんソースからインストール。bashから

CVS_RSH="ssh" cvs -z3 -d:ext:anoncvs@savannah.gnu.org:/cvsroot/emacs co emacs

を実行してCVSでソースを入手。その後、

./configure --without-x --enable-carbon-app --with-carbon

でconfigure実行後、

make all install

でコンパイル&インストール。/ApplicationsにEmacs.appも出来上がっているし、コマンドラインからも使える。ばっちり。本当は、Wnn組み込みとかもやりたいところだけど、とりあえずはこいつでOK。あとで時間ができたらFreeWnnも入れてmewとかもろもろ入れて完璧な環境にしよう。

続いて、なにげに某社のやばい仕事の開発環境になっていたので、openssl 0.9.7g、Apache 2.0.54、php 4.3.11、postgresql 8.0.1をインストール。opensslは

./config -fPIC

とやった後に、

make all install

で /usr/local/ssl にインストールされる。

apacheのconfigureはこんな感じ

./configure --with-mpm=worker --with-ssl=/usr/local/ssl --enable-modules=all --enable-mods-shared=most --enable-ssl --enable-cgi --enable-cgid --enable-usertrack --enable-unique_id

このあと、

make all install

すると /usr/local/apache2 に出来上がる。続いてpostgresqlは

./configure --with-perl --with-openssl --enable-integer-datetimes

でconfigure実行後に

make all install

で /usr/local/pgsql にインストールされる。システム環境設定のアカウントでpostgresアカウントを作成して、

chown -R postgres /usr/local/pgsql

でオーナーを変更したあとに、 su postgres でユーザー移行して

export LC_ALL=ja_JP.eucJP LANG=ja_JP.eucJP LANGUAGE=ja_JP.eucJP

で環境変数を設定したあとに

cd /usr/local/pgsql ; mkdir data ; ./bin/initdb -E EUC_JP -D /usr/local/pgsql/data

でデータベースを初期化して完了。

phpのconfigureは

./configure --with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs --with-openssl=/usr/local/ssl --enable-calendar --enable-mbstring --enable-mbregex --with-mysql=no --with-pgsql=/usr/local/pgsql --enable-sockets --enable-versioning

で実行し、

make all

で完了。と思ったら、最後の最後でこけている。

/usr/bin/ld: unknown flag: -export-symbols

といわれる。ううむ。Makefileの中身を見ると、

EXTRA_LDFLAGS = -export-symbols /usr/src/php-4.3.11/sapi/apache2handler/php.sym -L/usr/local/ssl/lib -L/usr/local/pgsql/lib

となっているので、とりあえず、

EXTRA_LDFLAGS = -L/usr/local/ssl/lib -L/usr/local/pgsql/lib

と変更して、再度

make all

実行すると、無事コンパイル完了。

make install

でインストール。/usr/local/apache2/htdocsに

<?
phpinfo();
?>

という中身のtest.phpを用意して、httpd.conf に

AddType application/x-httpd-php .php

を追加してapacheを起動し、Safariから

http://localhost/test.php

を開いてphpが大丈夫なことを確認。ふう。

そういえば入れるの忘れていた、と思ってSuperColliderのコンパイルも。

http://blog.yasaka.com/archives/2004/10/supercollider_3_1.html

の時と同じくCVSでソースをダウンロードし、

./compile-xcode.sh

でコンパイル。あれ、こけるな…。っと思ったら思い出した。libsndfileを先に入れないとだめなんだな(^^;)。

http://www.mega-nerd.com/libsndfile/

より、libsndfile-1.0.11.tar.gzをダウンロード。そして

./configure ; make

でコンパイルし、

make test

で一応もろもろテストをして問題ないことを確認してインストール、と思っていたらテストでこける。sd2のテストでresource fork周りでこけているんですが…。

Line 371: sf_open (SFM_WRITE) failed : Error : bad resource fork.

だとか。googleで見ても引っかからないので、いったんSuperColliderコンパイルは保留か…。ちなみに、

http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=54622

のバイナリは一応立ち上がったので、しばらくはこいつで我慢することに。くやしい…。

続く…。

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