そんなわけで帰国しました。最終日はこんな感じ。
昨日無事仕事を終えたので、今日は現地ガイドさんにお願いしていた半日観光。天安門広場、故宮、景山公園をまわるというやつ。ちょっと値段高いんだけど、まあ日本語で説明してくれるし、車付きだし、いいか、と。
ホテルをチェックアウトしてまず天安門広場へ。平日なので車が多く結構渋滞していたけど、なんとかたどり着く。いや、広いね。すごい。あと、人も多い。話を聞くと、どうやら既に中国の学校は夏休みに入っているらしく、子供や学生、田舎からの観光客が多いとのこと。
で、天安門広場らからみる、例の毛沢東の巨大な油絵が掲げられている故宮の門。よくTVや雑誌では見ていたけど実物は迫力ある。門をくぐり抜けて、今度はいよいよ紫禁城の中へ。午門というところでガイドさんが入場券を買ってくる間門を眺めたり写真とったり。ここは確かラストエンペラーで宦官達が追放されるシーンで使っていたところか。
いくつか門をくぐると、今度は幼い溥儀が即位する儀式のシーンで使われていた、大和殿の前の広場へ。いちいち映画のシーンと照らし合わせて感動してしまう。さらに奥の建物に進んでいくと、ラストシーンで出てくる玉座もちゃんとそのまま残っている。
それにしても暑い。湿気はないんだけど、日差しが沖縄並みに強い。今回は天安門広場から故宮の中心にあるラインを突き抜けて、そのまま後ろにある景山公園へ行く最短ルートを通っているわけだけど、故宮を抜ける頃には当然もう汗だく。
そのまま景山公園へ行き、山の上に登って故宮全景をみようとするが、ガイドさんはあっさり下でまっているのでどうぞ、という。すごいなぁ、中国の人。
他にもすごいなぁと思ったのは、故宮の中で、俺が私が、で他の人のことを考えずに突き進んでいく人たち。撮影しようとしているのに平気でカメラと被写体の間を抜けていく人たち。一人や二人ではなく、全員がそういう動き。遠慮なんて言葉はここにはない。
とりあえず一人で登ってみるが、途中で太ももから下が異様に重くなる。動かしにくい。頂上につく頃には呼吸が苦しく、なんかめまいも。写真を2枚ほど撮ったあと、あまりにもやばいので日陰に移動して水を補給しつつしばらく休む。ただ、下でガイドさん待たせているので、呼吸がある程度整ったところで下山。ちなみにたいして高くないです...。単なる運動不足です...。体重あり過ぎです...。
ガイドさんと合流するも、やはり気持ちが悪い感じは残り、色々とオプションツアーを提示してくれているんだけどそんな気になれず、とりあえず水を買いたい、といって店に案内してもらい、迎えの車がきたので乗り込む。オプションツアーは止めて、お茶を出してくれるところへ。
たぶん、この旅行会社と提携しているんだろうけど、とりあえずいろんなお茶の種類をちょうだいして、いれ方や飲み方を聞きつつ、最後にお土産にいかが?ときた。やはりそうか(^^;)。まあ、土産もの買う暇もないしいいか、と思っていくつかお土産にお茶を購入。
そのあと四川料理をいただきにレストランへ移動。ここでも、ガイドさんが店の人にオーダーだけして下で待機。で、一人できているのに明らかに量が半端じゃない。どう見ても4人分くらいはあるだろう、という料理が目の前に並べられる。当然、全部食べられるはずもなくギブアップ。おいしいんだけどね。
あとはそのまま空港へ。北京中心部から車で40分くらいで国際空港があるのはいいね。羽田的な感じか。なので、帰ってきてから成田から自宅への移動が異常に長く感じる。というか、遠すぎ。成田に国際空港作って、いったい利用者は誰が喜んでいるんだろう?
ま、とりあえずそんな感じで半日非常に濃い北京観光してきて、飛行機の中ではぐったり。次いく機会があればもうちょっとゆっくりしたい。それにしても、東京の夏は湿度が高い。飛行機降りた瞬間に湿度の高い重い空気がまとわりついてくる。残念ながらこの時期は東京よりも北京の方が快適です。
さて、仕事の結果を待ちつつ、色々進めないと...。