electronicsの最近のブログ記事

Forest Symphony作業記 20110716

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早朝6時から都内某所の林の中でデバイスのテストをしてきました。こんな感じ。備えなしに乗り込んだら蚊に刺されまくって大変...。耐えられなくて途中で虫よけスプレーを調達してきてもらったりしていました。

arudino用のシールドには新たにopenlog(http://www.switch-science.com/products/detail.php?product_id=389)をのせて、RS-422と両方出記録できるかどうかを試していたんだけど、どうも422の方がうまく出力されてこない。OS側もFedora、Mac OS X Lion、Windows XPと試したけどなぜかなにもデータが流れてこない。色々と手を尽くしても改善しないので、持ち帰って再検証ということに。

ちなみに、openlogの方は、商品ページで謳っているような57600なんてスピードは出ず19200で利用している状況。かなりギリギリではあるけど、一応書き損じは起していないみたい。

いずれにしても、このあたりの問題は連休中になんとかしないと間に合わない...。

ちなみに、前にテストしていたperlでのデータロガーは取りこぼしもなく問題なく利用できることがわかったので、これを少々いじって本番で利用する予定。

それよりも大きな問題は台風。実際の現場は宮崎の諸塚村の山の中なんだけど、羽田から飛び立てるんだろうか...。

Forest Symphony制作記 20110712-1

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来週から某所で森林の中の樹の生体電位を測定する、という作業を行なう。ここしばらくその準備を進めているんだけど、予算が大幅カットされたこともあって色々と準備が追いついていない状況。その予算もようやく先週末に目処がついて、色々と動き出しているんだけど、特に、記録した生体電位を音響化する部分について、まだなかなかこれだ!というものが出てきていない。

そこでもんもんとしていても先に進まないので、ひとまず記録のための環境をまずはしっかり準備していくことに。Sensignalの宇野君が作ってくれた、試作のarduinoシールドを使って、いまはシリアルポートからのデータを取りこぼしなくMac OS Xで取得できるかテストしているところ。なんでテストしているかというと、Perlでやっているから(^^;)。ちょっと心配なんだよね。これで問題がなければ機材的にだいぶ楽になる。おそらく問題ないと思うんだけど...。

TOUCH THE MUSEUM

http://www.nmwa.go.jp/
http://www.nmwa.go.jp/jp/information/pdf/touchthemuseum.pdf

昨年夏からずーっと関わってきたプロジェクトが、限定的ではあるけど、ようやく公開される。国立西洋美術館の常設展示作品のための作品鑑賞ガイドをiPod touchを使って実装している。

美術館や博物館に行くと、作品などの解説が入った音声端末の貸し出し、というのはよく見かけると思うんだけど、それとはまた別な、デジタル端末を使った作品ガイドの可能性を模索したい、というのがプロジェクトの主な趣旨。音声端末を否定するのではなく、それとはまた違う別ななにか、ということで。

それにしても、国立西洋美術館という、はたからみたらコンサバティブそうな組織が、ここ数年こういうことを試し続けているというのはかなり面白い。実はまだ一度もお会いしていないが、話を聞くと館長の方が結構この手のものが好きらしい。

今回はiPod touchをプラットフォームとして使うというのに、自分はObjective-Cで組めないのと、あと色々とハードウェアを用意する必要があったため、親友の方々と共同開発、という形で進めることに。彼らがいなかったら、まず実現できていなかったと思う。そして、コンテンツの方は最強のコンテンツホルダーである某社のおかげでかなり内容は濃い。親友、ならびに関係者のみなさまに感謝。

サウンドカメラ

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http://ericarcher.net/devices/sound-cameras/
http://www.retrothing.com/2008/12/eric-archers-so.html

昔の8mmフィルムカメラからシャッタやフィルム関係の部品を取り除き、光センサにバッテリで駆動するプリアンプ、そしてセンサの過負荷を伝えるためのLED、ヘッドホンアンプ、ヘッドホンジャックを組みつけて、光を音に変換するデバイスを作った人がいるらしい。

光は人間が認識できないだけで結構な速度で点滅していたり、変調していたりする。それが可聴帯域の範囲内で点滅、変調していれば、光センサでひろったものを増幅すれば音として取り出せてしまう、というわけだ。

その昔、岩井俊雄さんが2001年頃に発表していた「サウンドレンズ」というデバイスも同じ考え方で光を音に変換していたけど、サウンドレンズは太陽電池パネルの出力を増幅していたようだ。サウンドカメラの光センサ(具体的になにを使っているのかはわからないけど)とは特性は違えど、出てきた音は結構似ている気がする。

作者のページにいくつか音がアップされているので興味のある方はそちらを。一般的ではないけど、結構個人的にはいい音だと思った;)。

ガジェット色々

7月は色々とものを購入。CDも買っていたけど、それほどたいした枚数ではなく...。まあ、そっちは別のところで書くとして、まず、iPhone 3Gを購入したのは既にお知らせした通り。

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その後に、会社の経費でMacBook Proを購入:)。

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http://www.apple.com/jp/macbookpro/

おかげさまで、わずかながら8月締めの今会計年度は黒字になりそうだったので、

http://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5408.htm

な特例もまだ有効であるということで、一台購入させていただきました。あとからメモリも 4GBにアップしてかなり充実した環境に。残念ながら本体価格が30万超えてしまうのでCPUを2.6GHzにはできなかったけど...。本当は、秋くらいに新しい MacBook Proが発表されるはずだからそれを狙いたかったんだけど、手元にあったMacBookではそろそろ色々と限界がみえてきたので購入。

さて、MacBook Proの設定を終えて自宅の802.11aな無線LANにつなごうとしたところ、MacBook Proから認識できない。おかしいなぁ、と思って色々と調べると、家で使っていたIOdataのWN-APG/BBRはJ52な周波数をしゃべっていて、いまではあたり前なW52,W53という帯域ではなかった。

そこで、802.11n/a/b/g を同時利用できるwifiルータがないか調べたところ、coregaとbuffaloから出ていることがわかるが、いずれも2万以上する高価なもの。しかも、gigabit etherなのにjumbo frame非対応というものばかりでいまいち。ほぼあきらめていた時に秋葉のヨドバシでNetgearのWNDR3300というモデルを見つける。

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http://www.netgear.jp/products/details/WNDR3300.html

こいつ、14,000円程度で売っているのに、802.11n/a/b/gを同時利用できるという優れもの。Ethernet部分は通常の100Mbpsなんだけど、ま、802.11nで100Mbps以上出ることなんてかなりまれだと思ったんでこれを購入。いままで802.11aをしゃべっていたクライアントも、新しいMacBook Proも、iPhone 3Gもすべて問題なくつながり、802.11nをしゃべるMacBook Proでは、無線なのに50Mbpsとか出てくれて非常に快適:)。kakaku.comの口コミ情報では速度がどんどん遅くなって使い物にならない、と書いてあったけど、いまのところそのような問題もない。いい感じだ:)。

その後に、KORGのDS-10がamazonから届く。

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http://www.aqi.co.jp/product/ds10/index.html

DS本体を持っていなかったので、届く前に同じくamazonでDS Liteを購入しようとしていたんだけどすっかり忘れていて、結局先にソフトだけが届くはめに(^^;)。翌日、打ち合わせにいく前にヨドバシでDS Liteを購入。

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DS-10自体は、なかなかよくできているし、kaossilatorよりもはるかに遊べるんだけど、期待していたパッチ部分が思ったよりも貧弱で、音色作りで遊びたいものとしては、ちょっと物足りない、という印象。ううむ。

その数日後に、今度は学研からシンセサイザークロニクルが届く。

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http://otonanokagaku.net/magazine/sx150/index.html

1時間後には打ち合わせに出ないといけないなか、我慢できずに付属のSX-150をざくっと組み上げる。まあ、ハンダ付けとかいらないんで、すぐに出来上がる。さすがにこの値段の付録についてくるものなのでそんなに色々とできないけど、これをベースに改造していくのがちょっと楽しそうで、期待:)。

そして今日、Bleep LabsのThingamaKitが届く。

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http://bleeplabs.com/thingamakit/
http://jp.youtube.com/user/drbleep

ケース付きで頼んでいたんだけど、ケースの穴開け加工がされていなくて途方に暮れているところ...。誰か、ドリルとかその手のもの持っている人いる?

とりあえず、そんな感じでガジェットだらけな7月でした...。来月くらいに来るカードの請求が怖い...。

BugBrand PostcardWeevil08

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http://www.bugbrand.co.uk/pages/sounddevices.htm#pweevil08
http://www.2ndstaff.com/products/bugbrand/bugbrand.html

今月のサンレコの中で紹介されていたBugBrand PostcardWeevil08を買ってみた。見た目が非常にむき出しな感じで良さそうだったのと、上のURLでのデモムービーがなかなか面白かったのと、値段が9,500円と安かったので手を出してみた。

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まず、ものがチープな紙袋の中に入っているのが素敵。とても電子部品を組み合わせたなにかが入っているとは思えない。あ、秋葉原で部品を複数買うと店で入れてくれる紙袋のような感覚。マニュアルは両面刷りの小さな紙が一枚あるのみ(^^;)。まあ、これで十分といえば十分か。

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そして、音。いや、なかなか強烈な音が出てきます:)。3つのオシレータと2つのリングモジュレータが動いているらしいんだけど、まったく安定しないし、暴力的な音が非常にいじっていて楽しい。人がさわって回路の状態を変化させるところなどはSTEIMのcrackle box(http://www.crackle.org/CrackleBox.htm)のような感覚。

あまりできのよくない小型スピーカから出ているということもかなり音の悪さに貢献しているけど、ラインアウトでつないでみてもなかなか。でも、マイクでで音をとった方が良さそうだな。

いずれにしても、kaossilatorよりはこっちの方が僕は遊べる;)。

http://www.echigo-tsumari.jp/

日曜から始まった越後妻有アートトリエンナーレに出品している某友人の作業がなんとか終わる。もう、ここ2ヶ月くらいこの作業で週末はなくなり、かなりの確立で新潟に出向いて準備していた状況から脱してほっとする。


某友人の作品は、ビデオインスタレーションなわけですが、今回の僕の役割は作品用の曲を作ることと、2台のDVDプレーヤをフレーム精度で同期するシステムの設計、構築。

音は、当初スタティックで秋の感じのもの、というキーワードをもらい、いくつか既存の曲でピックアップしたところ、Taylor DeupreeのStil.が近いという。早速いくつかサンプルを用意してみる。スタティックとはいえ、ミクロレベルでの微妙な動きが重要だと思い、granularを使って粒子を揺らしていくことに。使ったソフトはAudioMulch(http://www.audiomulch.com/)。

ひとつは以前にWindows 98のスワップファイルから取り出したノイズ音源を使い、もうひとつは新世界の冒頭部分を使ってみる。秋っていうキーワードだったし。で、実際に持っていって聞かせたところ、ゴージャスすぎ、とのこと。もっと冷たく、圧迫感のある不快な音。季節も冬をイメージして、とのこと。

newworld-test2_1.mp3
anotherworld-test_1.mp3


それでは、と、不快な音というキーワードから耳鳴りの音を基本としてみようかな、と。というわけで、16KHzのサイン波をgranularに突っ込んでみる。普通に考えればサイン波をぶった切ったところで大して変わらない気がするけど、切り口が0でないところになるからか、微妙な歪感が出てくる。これに、薄くホワイトノイズにフランジャをかけたものを入れて、さらに低域に何か欲しいなぁ、と同じくノイズをLPFに通して低域のみの状態にしたものとあわせる。正直言って、この音を聴いていると自分の耳鳴りが増幅されてきて、耳鳴りがひどくなる(^^;)。

この音を持っていったところ、思いの他反応がよく、採用となる。もっと時間かかると思っていたので一安心。

sin-2.mp3

さて、続いてシステムの方ですが、2つの映像ソースをフレーム単位で同期再生する、ということで検索してみたところPioneerのDVD-V730という機種に遭遇する。

http://wwwbsc.pioneer.co.jp/product/v730/

RS-232Cもついているのでプレーヤ同氏をつなげば勝手に同期再生できるのかな、と当初思っていたわけだけど、どうも違うらしいことが

https://wwwbsc.pioneer.co.jp/enq_box/dvd-v730/dvd-v730.html

からダウンロードできるマニュアルからわかってくる。結局、制御するのにやはりコンピュータが必要になりそう。あと、同期再生もblackburst信号がないとだめみたいだ。

ひとまず、自分の使える言語(PerlとPHPくらいしかないんですけどね。あ、あとMax/MSPか。)でシリアルコントロールできるものがないかチェックしてみると、

http://search.cpan.org/~bbirth/Win32-SerialPort-0.19/lib/Win32/SerialPort.pm

というPerlのモジュールを見つける。これならできそうだ:)。LinuxなどPOSIX互換向けに

http://search.cpan.org/~cook/Device-SerialPort-1.002/SerialPort.pm

というのもあるんで、開発はWindowsでやって、実際の運用はLinuxでやろうかな、と。podのマニュアルのサンプルコードをコピペしつつ組んでみるがどうも動かない。試しにTeraTermで直接コマンドを入力すると、こっちはちゃんと反応する。もしかして、と思って改行コードを色々と変えてみると、どうも「\n」ではなく「\r」じゃないといけないらしい。テスト用に作ったのがこんな感じ。

#!c:/Perl/bin/Perl.exe

use Win32::SerialPort qw( :STAT 0.19 );

$Configuration_File_Name = "dvd-730.cfg";

$PortObj = tie (*FH, 'Win32::SerialPort', $Configuration_File_Name) || die "Can't tie: $^E\n"; ## TIEHANDLE ##
$PortObj->are_match("\r");
$PortObj->lookclear;

print FH "OP\r"; ## PRINT ##
&myReadIn();

sleep 4;

$PortObj->lookclear;
print FH "CO\r";
&myReadIn();

$PortObj->lookclear;
print FH "RJ\r";
&myReadIn();

close FH || warn "close failed"; ## CLOSE ##
undef $PortObj;
untie *FH; ## DESTROY ##

sub myReadIn {
my $gotit = "";
my $match1 = "";
until ("" ne $gotit) {
$gotit = $PortObj->lookfor; # poll until data ready
die "Aborted without match\n" unless (defined $gotit);
last if ($gotit);
$match1 = $PortObj->matchclear; # match is first thing received
last if ($match1);
sleep 1; # polling sample time
}

printf "gotit = %s\n", $gotit; # input BEFORE the match
my ($match, $after, $pattern, $instead) = $PortObj->lastlook;

if ($match1) {
$match = $match1;
}
printf "lastlook-match = %s -after = %s -pattern = %s\n", $match, $after, $pattern;
}

そのあと、実際に2台のDVDプレーヤをPCにつないで実験したところ、blackburst信号を入れなくても1,2フレームのずれ程度で同期再生できてしまっている。やはり業務用の機材はこのあたりの精度が高いなぁ。まあ、でもやはりフレーム精度で、という要望なので、blackburst信号をどうやって得るかちょっと考えてみる。

普通に検索すると

http://www.imagenics.co.jp/html/products/sg-701.htm

のような業務用の、しかも高価なデバイスしか出てこない。某友人に確認すると、ほとんど予算がもうないらしく、とても購入、あるいはレンタルの代金を望めそうにない。

で、ここで高校時代放送部で強引にやっていたことが役に立つ。blackburst信号というのは、普通にテレビに映すと黒の画面になる。黒のフレームとフレームの間に同期信号が含まれていて、これを映像機材間の基準信号として利用しているわけだ。なので、映像さえ安定していれば、別にわざわざシンクジェネレータの信号を使わずとも、普通の映像信号がそのままblackburst信号代わりに利用できる。

その考えのもと、確か昔安いテストパターンジェネレータが売っていたよな、と検索を開始。見事発見。

http://www.kyohritsu.com/CATALOG/TESTER/av1200_cart.html

こいつをシンクジェネレータとしてDVDプレーヤに入力したところ、見事にフレームシンクされる;)。もちろん、imagenicsなどのものと比べたら安定していないとは思うけど、今回の予算規模+用途としてはこのレベルでOK。

同期のテストもできたし、後はスクリプトを仕上げるだけ。実際に操作するのはちょうど素人な方々なので、ずっと前から少し興味があったPerlTkに手を出してみる。うまくデザインできないけど、一応ボタンとかちゃんと機能するものを用意して納品。

実際にLinuxに載せてテストしてみたところ、どうしてもある程度時間がたつと負荷が極端に上がり、最終的にはボタンなども操作できない状態におちいってしまう。このままでは運用上問題あるので、LinuxをやめてWindowsXPに戻す。WinXPで同じようにテストしたところ、こちらは問題なく動く。ううん。どうしてでしょう。いずれにしても、WinXPで本番も進めるように変更する。

現場で某友人に一通り操作を説明するが、結構なレベルまでわかりやすくして用意したつもりが、それでもまだ難しいという。しょうがないので、コンピュータの操作としては、起動時に電源ボタンを押すだけにして、後は自動的に起動するようにし、終了に関しても時間がきたらプログラムが自ら終了し、OSも時間設定で自動シャットダウンするように仕込む。

無事に動作も確認し、ようやく完了したと思って東京へ戻ったところ、次の日にいきなり電話がかかってきてPCのプログラムが動いていない、という。泣きながら3時間かけて新潟県は松代の現場に出向いたところ、確かに動いていない。シリアルの接続を確認するが特に外れていたりはしていない。

おかしい、と思いつつ色々と確認すると、シリアルの速度が9600から4800に落ちてしまっていることがわかる。確か一度設定したら電源を切っても残るはず、と思っていたのだが…。とりあえず、デフォルトの4800baudにしておけばこれ以上変わることはないだろう、と思いプログラムを若干修正し、なおかつプログラムの状況がもう少しわかるよう色々とprint文を入れて状況把握しやすいようにしておく。こうしておけば、またなにか問題が起きてもどの段階で止まっているかもう少しわかるかな、と。

そんなわけで、滞在時間2時間でまた東京への電車に飛び乗る。疲れました…。

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http://mrl.nyu.edu/~jhan/ledtouch/index.html
http://www.hackaday.com/entry/1234000873073550/
http://www.makezine.com/blog/archive/2006/02/lowcost_sensing_and_communicat.html
http://projects.dimension-x.net/technology-and-projects/ledsensors/
http://www.merl.com/publications/TR2003-035/

LEDを発光素子としてだけでなくフォトダイオードとしても利用し、マルチタッチのインターフェイスを実現している。非常に興味深い。特に、NYUのWEBページにあるデモムービーは、LEDのアレイが小さいとはいえマルチタッチをちゃんと実現できている様子が見れて面白い。LEMURとはまた違ったマルチタッチ用のインターフェイスが実現できそう。クゼ先生に相談させていただこうかな;)。

http://ktechlab.org/
http://www.makezine.com/blog/archive/2006/02/virtual_breadboarding_in_linux.html

前に紹介したVirtualBreadboard(http://www.virtualbreadboard.com/ )はWin用のものだったけど、こちらはLinux上で動くものらしい。見た目はなかなかよさそう。ついでにOSXで動くものも是非;)。

Virtual Breadboard

http://www.virtualbreadboard.com/
http://www.makezine.com/blog/archive/2006/02/virtual_breadboarding.html

はたしてどのくらい意味があることなのかよくわからないけど(^^;)、ブレッドボードをソフトウェア上で仮想的に利用できるソフト。いろんなチップに対応していてコードも流し込めたりするあたりはちょっと面白いかも。

http://www.headwize.com/projects/noise_prj.htm
http://www.makezine.com/blog/archive/2005/11/how_to_build_noisecanceling_he.html

なんと、ノイズキャンセルヘッドホンの自作方法が紹介されている。回路もそんなに難しくないので、結構すぐに出来上がっちゃいそうな気も。個人的には、ヘッドホンではなくスピーカにして、サーバーやPCの音を打ち消すような大き目の装置に発展させたいところ。特に我が家は静音を意識していないPCが8台も動いているもので…。

逃亡中


いきなり、っというほどでもないんですが、札幌に逃亡しております。脱東京。っていっても、ホテルでネットにつないで作業をしているわけですが…。

とりあえず、気分転換、脱日常、うまいもの食いたい、ってあたりが動機でしょうか。もうね、毎日自分の家で誰にも会わずにコンピュータに向かって作業していると、こう、やる気がどんどんなくなっていくわけですよ。で、夏休みも特にどこかに出かけなかったし、多摩美は芸祭期間中で休みだし、逃げ出してきたわけです。

さて、今晩はなに食べようかな。札幌のうまい店知っている方情報教えて。

Fireflies

http://www.base2john.com/fireflies/

PICとLEDを使った非常にシンプルなデバイスなんだけど、なんとお互いにネットワーク通信までしてしまう。送受信はRFトランシーバを使って独自プロトコルでやりとるするらしい。

仕組みとしては、あるビンをたたくと、そのたたいたパターンを他のビンに送信して、対応するLEDがパターンどおりに点滅するという。802.11bとか使わなくとも、シンプルなものならRFでできちゃうんだよなぁ、確かに。

回路図やプログラムの解説なども含まれているので結構参考になると思う。

http://homepages.cae.wisc.edu/~tyser/ipod_remote.htm
http://www.engadget.com/entry/1234000607057243/

2次元加速度センサーを使って、腕の動きでiPodをコントロールしようとしているらしい。やるなぁ。回路図など細かい技術的な説明もあるので、参考にするといいかも。

配信するポスター

これはすごい!ロンドンのHMVにあるらしいんだけど、New Orderのプロモーション用ポスターにbluetoothが仕込まれていて、近くに行くとbluetooth内蔵の携帯で新曲が聴けるという。他にも、待ち受け画像とかダウンロードできるらしい。

日本はなぜかbluetooth後進国なんでこういうことなかなか実現しないんだよなぁ。うらやましい。

http://www.aversion.com/news/news_article.cfm?news_id=3897

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