2007年11月アーカイブ

今日本番

P1000346.jpg

あいだのことを書くことができていませんが(^^;)、いよいよ今日本番です。昨日夕方にフランクフルトからマンハイム市に入り、18時くらいからセットアップ、リハーサル開始しました。リハーサルの様子はこんな感じ。映像がなかなかきれいです。

アンサンブルモダンフランクフルトの演奏も相変わらずすばらしい。来年、オペラシティーでライヒの作品をやるらしいので、チケット入手しないと。

daevl_pitch.jpg

LemurのUIで、若干問題があって、100段階の値をマルチボールというオブジェクトでコントロールしたいんだけど、微妙な値の設定がなかなかしにくい。Lemurから指を話すときにボールが動いてしまって、決めたいところから動いてしまうんだな。これでは使い物にならないので、またページを追加。少しはやりやすくなるかな...。

で、リハの時にLemurが初めて暴走した(^^;)。勝手にいろんなオブジェクトが動いて、ページが変わって激しく動きまくっている。Etherケーブルを抜き差ししても戻らないので、電源をOFF/ONしてリセット。Lemur側の問題なのか、Max/MSP側での制御の問題なのかわからないけど、かなりヤバイ動きをしていました(^^;)。本番中に起きないといいんだけど...。

mannheim2007 day 7

本日はいよいよライブが行われるマンハイムへ移動。当初午前中出発という話から午後3時にホテルを出発、ということになり、かなり余裕を持って準備。とはいえ、早朝まで作業をしていた僕としては、睡眠時間が確保できてかなりうれしい(^^;)。

先日いった、ホテルの隣のタイ料理屋に昼食を食べに行ってバジルライスをいただく。唐辛子がものすごくきいていていい辛さ。その後、ホテルのロビーでしばらくネットにつないで作業しているうちに出発の時間。

マンハイムまではアウトバーンを使って1時間ほど。いや、しかし、やはりアウトバーンを走ってる車はすごいとばしているね(^^;)。乗っている車もけっこういいスピード出しているんだけど、その車からみても一瞬で追い抜いていくということはやはり200km近く出しているのか?

そんなわけであっという間にマンハイムに入り、ホテルに到着。その後、6時に集合して会場入り。すでにPAと映像の方々が昨日から入っていてほぼセットアップなど完了した状態の中、一緒に運んでいただいていた機材をピックアップして用意されていたブースの上にセットアップ開始。



P1000350.jpg

フランクフルトでパッキングする直前にProTools LEがDIGI003を認識しないといういやな状況があったんだけど、今回は問題なし。映像側との同期も確認し、こちらも問題なし。lemurとMax/MSPのパッチも問題なく立ち上がり、昨晩修正したポイントを説明する。



P1000356.jpg


PAとのラインチェック後、アンサンブルモダンもそろって頭から映像とともに通しのリハ。やはり大音量で聴けるのはいいなぁ。客席ではなかったけど堪能する。おそらく明日本番はステージそでで万が一の時のために待機してないといけないので(^^;)。



P1000361.jpg
P1000362.jpg

リハは問題なく終了し、食事へ。この日もイタリアンへ。前日、ペンネ地獄で満腹となっていたんでパスタじゃないものにしようかなぁ、と悩みつつも結局ゴルゴンゾーラのパスタ。パスタの前にいただいたトマトのスープが非常にうまかったなぁ。

mannheim2007 day 6

フランクフルトリハーサル最終日。前日までにアンサンブルモダンとのあわせがあまりにもいいため、予定されていた午前中のリハがキャンセルとなり、午後から。まあ、その分こちらは早く行ってlive electronics部分の調整。



mannheim2007-lemurfinal.jpg


前日のJazzmutant社のインタビューアだったMarkusに教えてもらった、lemurの画面内だけでページ切り替えるようにする共通メニューをつけてみる。ようするに、画面の一番下一列に各ページの名称が書かれたボタンを用意し、そのボタンが押されたら、Max/MSPから

/interface INTERFACE_NAME

というOSCメッセージをlemurに送ってあげることで実現するというもの。これ、Max/MSPとか自由にOSCメッセージを作れる環境との組み合わせならいいけど、ReaktorとかLiveとの組み合わせだとうまくいかない気が。なので、本来はlemur本体で実装するべき機能だと思う。

このメニューボタン、確かに便利。lemur本体のページ切り替えボタンだとシーケンシャルに移動するしかないけど、メニューボタンだと直接その画面へ移動できるわけ。

それはいいとして、今度はちょっと別問題が。PAからきたdry音とプロセスしたwetな音、そして、PAからの音を取り込んだバッファのdry音とのバランスが取りづらいうことになり、それぞれ専用のbusを用意してコントロールできるようにしたいというリクエストが。なんとか本番前までに用意してみよう。



P1000340.jpg
P1000343.jpg


午後のアンサンブルモダンとのあわせはやはり順調で、ついにはアンサンブルモダンの内部で、いやこうした方がいいだろう、という様々なディスカッションが行われるまでになり、より内容の濃いリハとなっていた。いや、ほんとすごいね、この人たちは(^^;)。

機材をマンハイムへ送る必要があるため、リハは4時くらいに終了し機材のパッキング開始。PAの機材と一緒に運んでもらうべくまたDIGI003とミキサーをスーツケースにスポンジ詰めにして渡す。



IMG_0016.jpg


夜はイタリアンのレストランへ。サラダとスープをシェアし、一人一品ずつパスタを頼む。このパスタがまた量がすごい...。ペンネを頼んだんだけど、皿が25cmくらいある中に山盛りになっている。うまいんだけど、この量はさすがに殺人的だ(^^;)。一応全部たいらげたけどね。

あまりにも満腹だったため、部屋に戻って2時間ほど休む。その後、明日の予定を聞こうと、他の方々がいるはずのホテルのバーへ行くとちょうど会計中。スケジュールを聞いて部屋に戻ろうとするが、もういっぱいつきあえよ、俺の酒が飲めないのか?的な流れになって(^^;)、ホテルの隣にあるバーへ。なんか、隣にゲイバーがあるんですけど(^^;)。いや、このバーもそれっぽい方々ばかりだ(^^;)。色々と周りを気にしつつ、バーボンを一杯飲んでそれで返してもらう。他の方々は3時くらいまで飲んでいたらしい(^^;)。

で、部屋に戻って先ほどのdryとwetをbusコントロールできるようMax/MSPのパッチとlemurの構成を変更する。結局朝までやっていたな...。

すみません

二日目以降なかなかアップデートできないでいてすみません。リハは順調です。アンサンブルモダンフランクフルト(http://www.ensemble-modern.com/english/index.htm)の演奏も最高です。ちょっと懸念事項であったビデオとバックトラックの同期もばっちり。

ただ、それなりに忙しく、それなりに疲れもたまるのでメールの整理などで手一杯なもので(^^;)。そんなわけで、もう少々お待ちを。

mannheim2007 day 5.5

フランクフルトリハ二日目の夜、せっかくなので親友と合流して旧市街のいかにもドイツらしい酒場に出向くことに。アドルフ・ワグナー(http://www.apfelwein-wagner.com/)というところで、リンゴ酒で有名らしい。地球の歩き方にも出ているようなところ。

21時くらいにいってみたところ、もうすでに人でごった返していて席が見あたらない。一応店の人に人数を伝えてしばらく待って、なんとか相席でテーブルにつく。早速、名物のリンゴ酒をいただく。シードルと違って発泡していないし、砂糖で妙に甘くしたりしていない、ものすごく自然なリンゴの香りと味がなかなかいい。パイントくらいの量を三杯ほどいただく;)。



P1000336.jpg
P1000335.jpg


で、とりあえずスタートということで、フランクフルトと日替わりメニューのその日のもの(火曜)を注文してみる。どちらもソーセージなんだけど、つけ合わせのマッシュポテトとザワークラウトの量が半端じゃない(^^;)。この2品だけでもうかなりおなかいっぱい。フランクフルトは割と普通においしかったけど、日替わりメニューのソーセージが絶品。英語のメニューを見ると「Sausage "Farmer style" with vegetables in season and potatoes」と書いてある。いや、すばらしかった。

P1000337.jpg


本当はもう1品何か行きたかったんだけど、親友も僕ももう入らないということで、場所を変えて今度はビールを求めに町中をさまよう。なんだかんだいってホテルに戻ってきたのが夜中の1時(^^;)。充実したドイツ食い倒れな夜でした;)。

mannheim2007 day 5

P1000328.jpg

フランクフルトでのリハーサル二日目。この日からようやく懸案のビデオ関係の機材が合流する。

懸案となっていた部分は、バックトラックを再生するProToolsと映像系との同期問題。DIGI003+ProTools LEがMTCしか受け付けないため、HDCAMのデッキから来るSMPTEを何らかの形でMTCに変換してDIGI003に供給してあげないといけないわけだ。ベルリンでは、この問題対処のためにMOTUのmicro expressを発注。こちらもぎりぎり火曜にフランクフルトのスタジオに届く(^^;)。

で、実際にはどうしたかというと、ビデオのチームの方でDigidesignのSYNC I/O(http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=100&itemid=4867)を用意していて、こいつにHDCAMからSMPTEを供給し、SYNC I/OからDIGI003へMTCとあとword clockを供給、ということで解決した。

そう、micro expressではword clockの生成までできないから実は問題の対処にはならなかった、という(^^;)。気がつかなかった...。

P1000329.jpg

映像系は、ステージ上のスクリーンへのプロジェクションはもちろんあるんだけど、もう一つ面白いものが。それぞれの演奏者向けの映像というものが用意されていて、その中に時間や現在の小節数、拍数、スクリーンに投影されている映像、重要なところでのタイミング表記など、指揮者の代わり、というのも変だけど、指揮のための映像が用意されていて、これも全体のタイムコードに同期して再生されている。本当に必要な部分に関しては、とあるお方が実際にてで指揮をしているが、それ以外はこの映像とスコアを元に進んでいく、という感じ。

P1000334.jpg

さて、今日からようやくLemur周りも使われるようになり、色々と問題が。まず、やはりというべきか、feedbackがけっこう激しく、すぐハウリングしてしまう。もちろん、実際の会場での音響特性とは違うので、マンハイムの劇場に行ったら少し変わるかもしれないけど。

あと、Lemurが微妙な調整に適していない、ということが判明。画面横いっぱいにMultiBallを配置して、100程度の値をコントロールするようにしているんだけど、特定の値をセットして指を離そうとすると、そのときの指の動きも拾ってしまって値がずれてしまうのだ。Jazzmutantの人に確認してみたところ、そういうときは指ではなく爪の先で操作するようにして欲しい、とのこと。うううむ(^^;;)。

ちなみに、カールステンもLemurを使っているんだけど、MacBook ProではAbleton Liveが動いていた。LemurのオブジェクトとLive上のコントロール番号がうまく合致していないところがあったりしたので修正したり、LiveからLemurへのコントロール情報がうまくまわってこなかったりしていたのを直しつつ、カールステンの方のセットも問題なく動くように。

映像系のテストが思った以上に時間がかかってしまったため、アンサンブルモダンとのあわせは午後から開始となるものの、全ては怖いくらいに順調に進む。リハ終了後に、Jazzmutant社の人のインタビューを受けたりしたんだけど、これってどこに載っかるんだろう?自分の英語力が落ちまくっているのをこういうとき痛感する...。

mannheim2007 day 4

P1000316.jpg


前日フランクフルト入りして、この日はensemble modern frankfurt(http://www.ensemble-modern.com/english/index.htm)も合流した最初のリハーサル。リハのスタジオはビルの4Fにあって、天井も高く窓も開放的で非常にいい空間。


P1000314.jpg


PAがすでに設置されていて、YamahaのPM5Dが立ち上がっている。その横にテーブルを引っ張り出し、MacBook Pro x 2、DIGI003、Mbox2、Mackieのミキサー、Lemurなどをセットアップ。MackieのアウトをPA側に渡し、PA側からMbox2に弦の音を送り込んでもらう。

今回Lemurを使うパートでは、基本的には弦の音を取り込んでプロセスして音を出すというものなので、Mbox2のLINE INを使って取り込んでいる。

セットアップが完了し12時を過ぎたころからアンサンブルモダンのメンバーが登場しそれぞれ楽器の調整などしたあとに、スコアが配布され、まずは作品をひととおり聴いてもらおうということで、ProToolsに構築されているものを再生。その後にとあるお方とカールステンが作品の背景にあるコンセプトなど説明し、各パートごとに進められていく。


P1000322.jpg


それにしても、アンサンブルモダンとのあわせは順調に進んでいく。しかも、ものすごくリラックスした雰囲気の中、しっかりとした演奏。すごいなぁ。LemurやMax/MSPの出番はなかったので、部屋の後ろの方でデジカメでたまに撮影しつつ待機し、初日終了。

ホテルに戻って、この日はホテルの隣にあるタイ料理屋へ。昨日打ち合わせした親友も合流して、一人一品頼んだのをシェアしつつ満腹。終わったあとにバーに繰り出してビール。Binding Lager(http://www.binding.de/)というフランクフルトの銘柄の生ビールが非常にうまい!昨日も飲んだんだけど、すばらしい。

mannheim2007 day 3

IMG_0007.jpg
IMG_0005.jpg

本日は夜フランクフルトへ移動するため、午前中少しパッチ周りの話をして調整などしつつ、午後は機材のパッキング。

パッチに関しては実際にリハなどで使ってみないと問題の洗い出しとか難しいところだけど、ひとまず機能的な部分は全て入れ込んでいると思う。

この日は初めて昼食にドイツ料理のお店に:)。ミートボールのような丸い形のハンバーグ。なかなかうまいです。付け合わせのポテトも:)。ここは1920年代からあるホールらしく、週末はイベントが色々とあるらしい。ステージも内装もいかにも古いけど味のある感じ。

昼食後はカールステンのスタジオに戻って早速パッキング。ProTools Digi 003とMackieのミキサーをスーツケースに詰め込み、スポンジやエアパッキンなどで動かないようにがっちり詰め込む。あとは、アパートに戻って自分の荷物をパッキング。6時にはアパートを離れてベルリンの空港へ。

空港で思わぬハプニング。手荷物で、いつものaxioのバックパックと手でlemurを袋に入れて持っていたんだけど、手荷物検査で「ちょっと別室にお願いします」といわれてしまう(^^;)。なにごと?僕、薬とか爆弾持っていたっけ?

別室に行くとなにやら怪しいデバイスを持ってきて、「このデバイス(lemur)を袋から出して、ラップトップを開いて」と指示される。いわれたとおりにすると、その怪しいデバイスが掃除機のような音を立ててラップトップの上とlemurの上を吸い取っている。で、奥の方の別の機械にそのデバイスをマウントしてなにやら分析している。結果なにも出なかったらしく、「OK。大丈夫なので、もう一度手荷物検査を通ってください」といわれて、今度は問題なく通してくれる。

きくところによると爆発物の検査らしい。粒子を吸い取って成分分析しているみたいだ。抜き打ちでたまたまあたってしまったのか、それともそういう人間とみられたのかは不明のままフランクフルトへ出発。うううむ。

で、フランクフルトについてホテルに移動し、「あとでバーに集合ね」といわれつつ部屋に入る。実はフランクフルトでは、パリに留学中の親友とこのホテルで合流して作品の打ち合わせをすることになっていたので、携帯で連絡を取り合流。一度バーの方に顔を出して事情を説明して打ち合わせをはじめたものの、意外と時間がかかって再びバーに戻ったころにはみなさん部屋に戻るところだった。待たせてしまったようでごめんなさい...。

IMG_0009.jpg

もう日を超えるような時間帯だったため、ホテル内のバーでさえももう食べるものは出せない、とかいうのでフロントでどこかいまの時間でも食べられるところないかきいたところ、ホテル前の交差点にあるトルコ料理のケバブ屋を紹介される。親友と二人でケバブとサラダとピザのようなものを頼んだけど、やはりドイツ、かなりのボリューム(^^;)。かなり満腹ごちそうさま。

mannheim2007 day 2

mannheim_lemur.jpg
mannheim_lemur2.jpg
mannheim_maxmsp.jpg

二日目です。本日も泊めていただいているとあるお方のアパートから1ブロック移動してカールステンのスタジオへ。

ちょっとビデオ同期系の機材調達で問題がありつつも、Lemurの設定とMax/MSPのパッチを作り上げていく。仕上がりは上記のような感じ。けっこうMax/MSPでのI/FをそのままLemurに持って行ったような形で、まだ工夫のしようがあるのかもしれないけど、ひとまずはここまでのものをまず試してもらうような感じ。試していただいた上で色々と意見が出てくると思うので、それをうまく吸収できるようにしないと。

さて、この日は鮭丼、夜は寿司屋っぽいところで飲んだりと、ベルリンに来ているのにかなり和食な生活です(^^;)。いや、それぞれ意外にも味がまともなので全く問題ないんですけどね。

mannheim2007 day 1

P1000302.jpg

そんなわけで、作業開始初日。ベルリンで泊めていただいているアパートとカールステンのスタジオとは徒歩5分というか同じブロック。スタジオは音楽スタジオというよりは、インスタレーションなどモノを作る時の制作作業場という感じ。

その一角に、genelecの1032と、本番でも使うMackieの1402vlz3、ProTools Digi003 rack、MacBook Pro x 3、Lemurが設置されていて、トラックの制作が進んでいる。

僕の方はテーブルを一つ借りて写真のように展開。至ってシンプル。ここでMax/MSPのパッチやLemurのセットアップを進めているわけです。

さて、作業作業...。

mannheim2007 day 0.8

P1000299.jpg
P1000301.jpg

そんなわけで無事ベルリン到着。到着した当日は18:00すぎだったんで作業はせずに食事へ。イタリアン。でも、イタリア語とドイツ語でメニューが書いてあって読めない(^^;)。なんとか知っている料理の単語を追いつつ、サラダと魚のフィレをソテーしたようなものをいただく。焦って選んだわりにはうまい:)。

そのあと、少しカールステン・ニコライのスタジオに行って様子を見て、バーへ。ホワイトビールをいただく。うまい。ちょっとアルコールの度数も高いかな。

そんな状況のあとに、ベルリン3日間お世話になるアパートへ。天井がなかなか高くていい感じです。タオルとかシャンプーとか持ってこなかったんで何とか調達しないと...。

mannheim2007 day 0

P1000297.jpg

http://www.mannheim2007.de/
http://www.mannheim2007.de/2007/10/30/alva-noto-ryuichi-sakamoto-mit-dem-ensemble-modern-kartenvorverkauf-hat-begonnen/

一部の方にはすでにお話ししていますが、今日から19日までドイツに行ってまいります。上記のイベントのお手伝いをするため、ベルリン、フランクフルト、マンハイムとまわってきます。ドイツ語全くわからないんで、かなり不安なんだけど(^^;)。今回は主にLemurとMax/MSPのパッチのサポートということになるはず。いま必要最小限の機材を詰め込んでパッキングしているところです。

この仕事にあわせて、apogeeのduetを買ってしまった:)。D/Aコンバータの性能差についてICCでのLIFEの設置の時にいやというほど思い知らされたんで、信頼できるメーカーのものを、ということで出たばかりのapogee duetを購入。6.7万円。2ch IN/2ch OUTなFireWireオーディオI/Fとしてはかなり高いけど、こいつならムジークの906とかにつないでもいい音出してくれるだろう、と。

あとは、iPhoneにiPhoneSimFreeを導入してSIMアンロックしておいたんで、こいつにauのSIMを入れて向こうで利用する予定。うまく動いてくれるかな...。

さて、パッキングの続き続き...。

P1000298.jpg

http://www.iamas.ac.jp/~aka/iphone/#aka_iphone_ex2.1

iPhoneからOSC経由でMax/MSPにメッセージを送るakaRemoteがアップデートされた。以前はIPを指定のものにしなければいけないとか、色々と制約があったんだけど、今回はport番号もIPも任意のものがつけられるようになった。すばらしい。さすが赤松さんです:)。

UIは4種類+iPhone内蔵の加速度センサと固定だけど、これだけあれば色々とできそう。ようやくまともにKraftwerkのDentakuができるんじゃないかと;)。

そうだ、一つ問題があって、scpでiPhoneにアプリケーションを転送したんだけど、プログラムファイル本体の実行フラグが立っていなかったため、chmod 755をしてあげる必要がありました。

http://www.iphonesimfree.com/

iPhoneをsimロック解除しようと、iphonesimfree.comのページを見ていたらとんでもない記事を発見(^^;)。

通常、firmwareが1.1.1なiPhoneをjailbreakしてactivate状態にするには、いったんfirmwareを1.0.2に落としてから再度1.1.1にアップグレードして行う必要があったんだけど、この方法だとそんな面倒なことせずにiPhone単体で1.1.1をjailbreakしてactivateすることができる。

実際、自分のiPhoneを工場出荷状態に復元したあとに試してみたところ、あっさりとできてしまった。

デジカメで撮りながら作業しなかったのでとりあえずテキストベースで(^^;)。あとでもう一度復元してデジカメで撮影したものをアップするようにします。

念のためいっておくと、以下の操作によってiPhoneが壊れても僕の方ではなんの責任もとれませんので、全て自己責任で進めてください。

0. iPhoneをコンピュータにつないだ際に勝手にiTunesが立ち上がらないよう、あらかじめiTunes Helperを強制終了しておく。Mac OS Xだと、アクティビティモニタかターミナルからコマンドラインで強制終了する。

1. iPhoneをコンピュータにつなぎ電源を入れ、初期のActivation画面を表示し、下の方にあるEmergency Callをスライドさせて電話をかける画面を表示する。

2. *#307#を押してCallをタップする。すると、1という人から電話がかかってきている状態で電話が鳴り出す。

3. 電話が鳴りっぱなしのまま、*#307#の横にあるdeleteボタンで番号を全て消して、0を押してCallを再度タップする。

4. すると、今度は0という人から電話がかかってくるので、Answerで電話に出て、画面に表示されるHoldをタップして保留状態にし、Declineをタップして電話を切る。

5. 下部メニューの中央にあるContactsを選び、新たな連絡先を登録する。名前などは適当でいいので、まず prefs://1f というURLを入力、保存する。続いて、もう一つURLを追加し、そこには jailbreakme.com と入力し、保存する。

6. 保存した連絡先を表示し、prefs://1f をタップする。すると、設定画面が表示されるので、無線LANを設定する。無事、無線LANに接続できたら、ホームボタンを押して、再びEmergency Callのスライダで電話モードにして、0 を入力してCallをタップし、電話がかかってきたら Answer をタップして電話に出て、Holdをタップして保留状態にし、そのあとにDeclineをタップして電話を切る。

7. 先ほどと同じように下部メニュー中央にあるContactをタップし、保存した連絡先を表示し、こんどは二つめの jailbreakme.com の方のURLをタップして選ぶ。すると、Safariが起動されるので、 Install AppSnapを選択してインストールを行う。

8. けっこう時間がたったあとに、再び 1 という人から電話がかかってくるので、先ほどと同様にAnswerをタップして電話に出て、Holdをタップして保留状態にし、そのあとにDeclineをタップして切断すると、iPhoneがリブートする。

すると、初期のActivation画面ではなく、通常のiPhoneの画面が表示され、スライドさせるとInstallper.appが入った状態のてメイン画面が表示される。ううん、すごい。

無線LANが必要、ということ以外はiPhone単体でここまでできてしまう。あとは、Installer.appからBSD SubsystemとOpenSSHを入れれば、外部からSSHしてM68AP.plistを入れ替えてInternationalメニューを有効にして日本語表示や日本語入力モードを有効にしたりできちゃうわけだ。

追記:independenceを使ったときと違い、この方法だとYouTubeが有効にならないので、YouTube機能を有効にするためのファイルの入れ替えを行う必要があるみたい...。

追記2:こっちに、YouTube周りも含めて画像付きで解説があったので、こっちをみた方がいいかも。

http://soundsgood.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/iphone_111jailb_0cab.html

CD impression 20071103

だいぶ間があいてしまいましたが、とりあえず、その間も懲りずにCDを買ったりもらったりしていたので、リストアップ。徐々に情報追加していきます。

Asmus Tietchens/Litia...

Various/Archiv2...

Herbie Hancock/Future Shock...

Various/ATAK011...

Various/Atlantic Waves 2007 Festival Sampler...

Signal/Robotron...

Rechenzentrum/Silence DVD...

坂本龍一/Silk_Soie...

坂本龍一/トニー滝谷...

DJ Skurge/Radio UR Vol.1.1 - A Lost Transmission...

Various/EX MACHINA ORIGINAL SOUNDTRACK...

Yair Etziony/flawed...

Steve Jansen/Slope...

twitter

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261
Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。