さて、W21CAの操作にもだいぶ慣れてきたし、ここらで似非着うたのテストでも。知ってのとおり、最近のauの端末は以前のようにamc(mp3)形式で作った着うたを着信音として利用することができず、また、市販品の着うたの3gpp2形式(AAC)でオリジナルのものを作っても同じく登録できない。再生はできるけどね。
そこで、残す手段としてはqcp形式とmmf形式によるもの。あまり音質を気にしなくていいものに関してはqcp形式でもいいけど、音楽を取り込みたいならやはりmmf形式じゃないとつらい。qcp、mmf形式両方の作成方法は、
http://www4.plala.or.jp/uniphi/
を参考にしている。mmf形式のものを作るには、
http://eseuta.mine.nu/
から
http://eseuta.mine.nu/binary/mmfUta-1.5.7.exe
http://eseuta.mine.nu/mirror/SSC-MA3-SMAF-j.zip
をダウンロード・インストールする。
続いて、mmf形式に変換するWAVEファイルを用意する。W21CAでは150KBまでのmmfファイルしか読み込んでくれないため、曲の1フレーズ程度がいいところか。波形エディタで開いてうまくループするように必要な部分を取り出し、携帯にあうようになるべくコンプをきつめにかけて音量を整えるようにするといいかも。EQで少し中高域を持ち上げておくというのもモノにひっては必要になるかな。
サウンドファイルが出来上がったら、あとはえせ着うたフロントエンドSMAF版を起動し、サウンドファイルをドラッグしてパラメータを調整する。ちなみに、拡張設定のループ回数を指定しないと繰り返し再生してくれないので注意が必要。出来上がったmmfファイルが150KBを超えるようだったら、基本設定の使用するフォーマットを4bit ADPCMに変更したり、チャンネルモードをMonoにしたり、サンプリング周波数を抑える必要がある。あるいは、ファイルサイズを150KBと指定しておけばサンプリングレートの調整は自動的に行われる。音質が気になる場合は、設定メニューの使用するリサンプラをssrc_hpに変更して試してみるといいかも。劇的には変わらないけど。
できあがったら、SDにコピーして携帯に読み込ませるか、MySyncなどで転送し、再生して確認してみる。音割れなどしているようであれば、また再度パラメータを調整してエンコードし、携帯に転送。この繰り返し。
150KBというリミットがあるのであまり多くはできないけど、少しでも自分の音を、ということであれば、au端末はもうこれくらいしか方法が残されていないので是非お試しを。